2007年02月15日13:30 カテゴリCode 法に見る歴史の繰り返し これはむしろキリスト教がローマから受け継いだ特徴と見るべきでしょう。 isologue - by 磯崎哲也事務所 - キリスト教のベースがない日本は「法化社会」になれるのか? また、キリスト教社会や経済が領土や範囲を広げていったのも、(よくも悪くも)その法令解釈の柔軟さに負うところが大きいのでは。 「ローマ人の物語」に対する私の最大の不満は、「なぜローマはキリスト教に乗っ取られたか」という疑問に充分答えていないこと、というのは今まで何度か触れましたが、しかし「なぜキリスト教がローマ乗っ取りに成功したか」の背景に、「キリスト教がローマ化したから」ということは充分行間から伝わってきました。 しかし、本entryの主題はそちらではなく、なぜ法は重箱の隅をつつくようになるのか、ということです。 これは、別に日本だけの現象で