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大飯原発の再稼働への直接抗議活動に行ってきました。 書きたい思いがありすぎて まとめられるか不安だけど これだけは書いておかなきゃいけないと思うので 書いてみます。今日は推敲なし。雑文のまま行こうと思います。 大飯原発に向かう一本道にバリケード封鎖が出来たのが6月30日(土)の午後3時。 7月1日(日)午後9時から始まるとされる原子炉の制御棒の引き抜き。 再稼働に向けた作業を進める作業員の通行を止め、バリケードを作り大飯原発の再稼働を直接的に阻止しようというのが狙い。 僕が駆け付けたのは午後6時。 遠くから見たらこんな感じ。 すでにバリケードの前には警官が列をなしていて、バリケードを守る仲間たちの中に入ることが出来ない。 すでにそこで活動している仲間たちの助けを借りて、力ずくで無理やり警官の列を突破。 ここで頑張ってる仲間たちにとっては、そんなことお茶の子さいさいな様子だったけど 僕は恥ず
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前にも触れた事がありますが、池澤さんは私の高校の1年先輩で大学の理科系から文学に転じた人です。近頃世界文学全集全30巻を個人で編集しました。 上記の連載物は全て切り抜いて保存してありますが、やはりエッセイの中に理科的発想が散見されます。そして「キラッと」光る箇所があります。 今回「ツリー・オブ・ライフ」なんて言葉が出て来て、何やら演劇か何かの批評かと思ったら、そうした題の映画の事だそうです。池澤さんはその内容を一通り紹介しています。それによりますと、あまり波乱の見られない作品のようですが、登場する俳優の演技がすばらしいとの事です。途中までは深刻な場面もありますが、最後はハッピー・エンドになっているそうです。 そして話題が変わり、この監督が抱き、掲げた聖書の箇所が引用され、池澤氏もその内容を反芻し、考え込んでいるようです。 それは難解とされる旧約のヨブ記です。主の御前に正しく歩んでいたヨブは
今朝の朝日新聞で、池澤夏樹氏がアンゲロプロスの追悼文を書いていた。映画評論家のように彼の映画史的意味を探るのではなく、あくまで池澤氏の個人的体験におけるアンゲロプロスをたどっているのが良かった。 「今を見据える力が足りないから、しかたなく視線は過去へ向かう。テオとの出会いを辿りなおす」。文章は「どれだけ思い出を語ればぼくはテオがもういないことを納得できるのだろう」と終わる。何と詩的な文章。日本で公開された12本にすべて字幕をつけ、監督と親しくしてきた作家ならではだ。 それに比べると、その隣にある小池一子氏の石岡瑛子追悼は、どこか表面的に見えてしまう。小説家の達意の文章と比べるのはかわいそうだが。 池澤氏といえば、1月10日付け朝日朝刊の「終わりと始まり」が心に残ったので切り抜いている。それは「人生のある時期から自分に無縁な新しい文化が増えた」という文章で始まる。それは漫画、アニメ、ゲームだ
印刷 メール 柄谷行人ら、脱原発デモ参加者の逮捕を批判 評論家の柄谷行人、慶応大教授の小熊英二らが9月下旬の記者会見で、デモや集会の自由の重要さを訴えた。会見は、9月11日に新宿で行われた脱原発デモの際、参加者12人が公務執行妨害容疑などで逮捕されたことを批判する声明を発表する場だった。 柄谷は、戦後デモが行われなくなった時期と原発設置が急増した時期とが一致する、と指摘した。 「震災直後、外国のメディアは日本人の冷静なふるまいを称賛したが、同時に不可解でもあったはずだ。なぜ日本人は怒らないのか、抗議しないのか。しかしそのような態度は日本の伝統などではなく、1980年代以降に形成されてきたものだ」 柄谷がこうした声明にかかわるのは、湾岸戦争に反対する文学者声明に参加して以来、約20年ぶり。 「日本人がようやく意思表示を始めた。若い世代が新しいデモのスタイルをつくりだしていることに感謝し、彼ら
3月11日の東日本大震災から、この6月11日で3か月が経過する。震災直後に起こった福島第一原発の事故を契機に、日本国内のみならず、海外でも「反原発・脱原発デモ」が相次いでいる。東京においても、4月10日の高円寺デモ、24日の代々木公園のパレードと芝公園デモ、5月7日の渋谷区役所~表参道デモとつづき、6月11日には、全国で大規模なデモが行なわれた。作家や評論家など知識人の参加者も目立つ。批評家の柄谷行人氏は、六〇年安保闘争時のデモ以来、芝公園のデモに、およそ50年ぶりに参加した。今後、この動きは、どのような方向に向かい、果たして原発廃棄は実現可能なのか。柄谷氏は、6月21日刊行の『大震災のなかで 私たちは何をすべきか』(内橋克人編、岩波新書)にも、「原発震災と日本」を寄稿している。柄谷氏に、お話をうかがった。(編集部) * * * 【柄谷】最初に言っておきたいことがあります。地震が起こり
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