Home > Reviews > Album Reviews > Matthew Herbert - One Pig / Matthew Herbert - Bodily Functions ――10thアニヴァーサリー・エディション UKの暴動(riotではなくriotsだ)を見ながらやりきれない気持ちになった。僕は1993年、たまたまロンドンでCJBのデモに参加して、そして暴動に巻き込まれて逃げ回った経験がある。こともあろうかハイドパーク沿いのマクドナルドに逃げてしまったために、まあ、ガラスは投石によってぱりんぱりん割れて、ホントに酷い有様だった。何が起きているのか掴めなかったが、それでもあとから気持ちは高揚した。なぜなら、その暴動には理想があり、政治的な異議申し立てがあった。 ところが今回の暴動ときたら、BBCを見ていると、そのきっかけとなった警官の射殺に関しても、単なる言いがかりに
ブタの誕生から死、調理まで全過程のドキュメンタリーアルバム。 前半の曲はブタ小屋のフィールドレコーディングが中心。ハーバートいわく、動物というコントロール不能なものが録音対象だったためにイメージどおりに録音するのが難しかったそうで、不安定で無駄な音満載になったサンプル素材には、これまでのハーバートのサンプリング音楽とは違う種類の面白さがあります。ブタが亡くなって以降の終盤の曲は、いつもどおりのハーバートらしいキンコンカンコン&ポコポコしたサンプリング・ファンクです。 アルバム全体を通して曲調は少し重く、ラジオ向きとも言えず、ダンスフロア向きとも言えない、アルバムのテーマや音素材は非常に具体的ですが、聴こえてくる音は非常に抽象的。80年代のインダストリアル・ノイズ系の音楽を思い出す場面が多くありました。 アルバムの最後を締めくくる曲「May 2011」は、ブタが生まれた小屋を再訪したハーバー
The State Between UsThe Matthew Herbert Big Bandザ・マシュー・ハーバート・ビッグ・バンド「ザ・ステイト・ビトウィーン・アス」 発売日:2019年3月29日(金) レーベル:Accidental / Hostess 品番:HSU-10288/9 定価:2,592円+税 ※2枚組CD ※日本盤は歌詞対訳、ライナーノーツ付 廃盤 / 取扱終了 (Disc 1) 1. A Devotion Upon Emergent Occasions 2. You're Welcome Here 3. Run It Down 4. The Tower 5. An A-Z Of Endangered Animals 6. Reisezehrung 7. Moonlight Serenade 8. Be Still 9. The Words 10. The Speci
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