タグ

特許に関するatm_09_tdのブックマーク (4)

  • 特許制度が破綻していることを示す最近の2例

    最近、特許関連で興味深い2つのニュースが流された。ブログでは、これまでにも書籍「<反>知的独占」の書評などで特許が如何に害悪であるか、社会にとって不必要なシステムであるかを述べてきたが、2つのニュースはそれを裏付けるような内容だった。 Amazon Technologies, Inc.による写真撮影の特許 Amazonが写真撮影の手法を「発明」したとして特許を取得したことが判明 - GIGAZINE この特許は、商品の写真を撮影するときに照明の角度などを工夫することで綺麗に撮れるというものだ。 引用:撮影の場合には、メインストロボ(107)やリア照明(115/117/119/121)や遮光板(131/133)、遮光カーテン(108)などを組み合わせることとされています。 という事らしいが、こういった機材を使うのは商品の写真撮影では極めて自然なことではないだろうか。上記のニュースには続きが

    特許制度が破綻していることを示す最近の2例
  • オープンソースと著作権、特許と規格、そして違法行為

    「池田信夫のオープンソースについての誤解の誤解」と言うエントリーで、経済評論家の池田信夫氏のオープンソースへの理解が不十分ではないかと批判していた。著作権や特許自体にある問題と、ソフトウェア自体にある権利侵害しやすいと言う問題、オープンソースと言うソフトウェアの配布形態にある問題、さらにはソフトウェアを使う利用者にある問題の識別がついていないと言う事のようだ。 1. オープンソース自体に問題は無い オープンソースについて端的に説明すると、基的には著作権(人格権、財産権)が条件付で開放されており、改編や再配布の自由があるものだ。だから、著作権や特許を侵害しているかは、そのソースコード次第になる。エントリーで指摘する通り、オープンソース自体が違法と言う事は無い。 問題のあるコードが混じることはある。古い事例で90年代前半のノベルとカリフォルニア大学バークレー校のBSD関連の訴訟は著作権上の侵

    オープンソースと著作権、特許と規格、そして違法行為
  • 今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜後編〜

    前回のエントリに引き続き、なぜ特許が世の中のためにならないかということについて語ろう。「近日公開予定」などと言っておきながら、更新に一ヶ月もの間が空いてしまった。続編を楽しみにしていた読者の方には大変申し訳ない。 さて、今回のエントリについて結論から先に言うと、「特許が役に立つ」というのは一種の洗脳であるというのが筆者の主張だ。エジソンやワットの逸話を子供の頃から聞かされ、論理的な考察なしに特許が役に立つものだと思い込まされているのである。エントリを読んでいるあなたがこれまで生きてきた中で、「当に特許は社会のためになるのか?」ということについて、考え、検証する機会を持ったことはあっただろうか?ほとんどの人にとっては、そのような議論をする機会はなかっただろう。 特許は専門家のためのものではない。我々一般市民の生活に関わる制度である。にもかかわらず、現状は特許は法律家や専門家によって牛耳ら

    今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜後編〜
  • 今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜前編〜

    特許が企業活動、とりわけ新しい技術を利用した製品を提供する企業にとって不可欠なものであるという認識が定着して等しい。だが、特許は当に企業活動にとって、いや、もっと広い意味で社会にとって必要なものだろうか?特許という仕組みが如何に下らないか、そして如何に社会にとって害悪でしかないかということを示す記事が話題になっている。 大手メーカーの特許戦略はぬる過ぎる 〜履歴書23通目で入社、そこで見た仰天の企業活動とは〜 / JBPress 特許を取得し、そのライセンス料だけで儲けている会社の話である。以下は記事からの抜粋。 例えば、インテルが、新しいプロセッサを発売したとしよう。この会社はすぐに、これを入手して、リバースエンジニアリングを行う。リバースエンジニアリングとは、製品を分解・分析して、製造プロセスや設計情報を導き出す手段である。 プロセッサなど半導体製品の場合であれば、パッケージから集積

    今世紀最悪の不必要悪、特許神話を打ち砕く!!〜前編〜
  • 1