今回はLinuxのネットワークチューニングの一部を書きます。 このチューニングはkernelのバージョンに(2.6.17以前が前提 )依存するので、やった方がいい場合とAutoチューニングでお任せの方がいい場合があるので注意が必要です。 また、チューニングの目的がはっきりした方がよいでしょう。やはりチューニングの目的は巨大なファイルを転送する処理が多いか少ないかまた、その頻度だと思います。 もし、それほどのアクセス、やり取りするファイルが少ないならばやらない方がいい場合もあります。 まず、基本はネットワークの高速化に役立つパラメータはNetwork Bufferというものです。 デフォルトでは、例えばtcp bufferサイズは小さいのでこれを大きくすると高速化が狙えます。 それでは、実際に現在設定されているサイズを確認してみましょう。 (tcp_memory) $ cat /proc/