わが心、すでに空(無料)なり...。 「け、けだもの〜!」や「このド外道〜...」などの衝撃的な名セリフで一世を風靡(ふうび)した、80年代の週刊少年ジャンプの傑作にして問題作、それが平松伸二作のバイオレンス漫画『ブラック・エンジェルズ』です。 法で裁けぬ悪を倒す暗殺者たちの活躍を描いた、全20巻にわたる物語がAndroidアプリで無料コミックとなって現代に蘇りました。 もちろん原作者の配信許諾を得た安心の公式アプリ。著作権違反の外道アプリじゃないんだぜ。 主人公の『雪藤洋士(ゆきとう ようじ)』は「死の掟」にのっとって弱きを助ける暗殺者。彼が主に使う暗殺武器は自転車のスポークで、連載当時のジャンプ読者にとってはスポーク=武器という公式は自明だった記憶がありますね。 物語では個性的な仲間たちが入れ替わり登場しますが、特に雪藤と人気を二分するキャラが「いンだよ、細けえ事は」の名セリフで201