パナソニック(株)セミコンダクター社は、スマートテレビ用の“UniPhier”システムLSIを開発。「MN2WS0220シリーズ」として6月からサンプル出荷を開始する。 CPUにはARMのCortex-A9 Dualを採用し、1.4GHzのコアをデュアルで搭載。コア部には32KBの1次キャッシュを、2次キャッシュには最大768KBのメモリを備えている。 高速なデュアルコアプロセッサーの採用により、スマートテレビのネットワークアプリを高速で動作させることが可能という。 システムLSIには従来から定評のあるUniPhierプロセッサーの、映像や音声のデコード処理やデータ通信処理を引き続き搭載。またこの新製品では中核となる命令並列プロセッサーを高性能化したという。 なおUniphierプロセッサーとARMのデュアルコアCPUを並行かつ同時に動作させる新アーキテクチャーを採用。 さらにフルHD対応