タグ

ブックマーク / katsuaki.co (6)

  • 現実を直視しながら理想を持ち続けることの難しさ、人生の「賞味期限」 – 佐藤航陽のブログ

    今日はシリーズCのファイナンスとして43億円の資金調達が完了したリリースを出しました。企業としてはもう一段上のステージを目指そうと思います。このブログを更新することはもう滅多になくなりますので、これまで何を考えてやってきたかを改めてまとめておくことにしました。 外貨を稼ぐロールモデルを作る 2010年頃から「外貨を稼げなければ日の企業は未来がない」と考えるようになっていました。日の人口は減少を続けていて、国内の産業が縮小していくのは確実だからです。一方で、企業としては短期的に見れば国内にリソースを集中したほうが効率的ですし、東京の出来上がってるエコシステムに乗っかったほうが成功確率は高いのは間違いないです。 経営判断としてはそれが『正解』であること、経営者としてそれを求められていることも当はよく理解していました。 ただ、同じレールに乗ればこれまでと同じ場所に辿り着くのは見えていたから

    現実を直視しながら理想を持ち続けることの難しさ、人生の「賞味期限」 – 佐藤航陽のブログ
  • 起業して中退して世界中回って宇宙を目指すまでの7年間を振り返ってみた:「社会の視点」と「テクノロジーの視点」 – 佐藤航陽のブログ

    まるで将来像と違う展開に感じる不思議 少し前からリサーチしていた『宇宙』✕『IT』の融合を長期で模索していこう、ということで少しづつ動いていくことにしました(繋いで頂いた小笠原さんに感謝です)。純粋なWebサービスと違ってハードルが超高いなぁと感じる場面に多く出くわします。 世界展開も宇宙展開もやっていかなければならないと思って意思決定するわけですが、7年前はこれをやってる将来像がまったくイメージできなかったのです。ただ、実際にはこうして日常でミーティングをして議題として上げていることをいつも不思議に感じていました。 大学入学後に六法全書を眺めていた時にはその4年後にシンガポールで事業を始めるとはまったく想像つかなかったですし、世界中に拠点を立ち上げていた時にはその2年後に数億人規模のネットワークを運営することになるとも、人工衛星やロケットに関わるともまったく想像できませんでした。 その時

  • ポスト資本主義社会を考えてみた:『価値主義』と『情報経済』 – 佐藤航陽のブログ

    先日ある方と事をしている時に『ポスト資主義社会はどうなるか?』っていう話がちらっと出たんですが、あまり時間が無くてその話は深堀りできませんでした。自分の中でテクノロジーとの関係でこんな感じになるだろうなーというのがぼんやりあったのですが、文章としては整理できていませんでした。ちょうどイスラエル行きのフライトが片道20時間あったのでまとめてみました。 価値の媒介として誕生したお金主義の話をする前に、まず「お金」ってそもそも何者でなぜ出来たかに一応触れておきたいと思います。 お金ができた理由は「価値」という漠然としたものをうまくやりとりするためであり、お金には価値の保存・尺度・交換の役割があると言われています。定義の話になるとまたややこしくなるので、ここでの「価値」とは他人が必要とする資源とでもしておきますね。 もともとはお金は物々交換の不便さを補う仕組みとして発達したようです。確か

  • ロジカルシンキングの弱点を考えてみた:ロジックを超えたロジックの話 – 佐藤航陽のブログ

    ロジカルシンキングについて日頃から思っていた疑問をサクッと書いてみました。Wikipedia先生に聞いてみると、ロジカルシンキング(論理的思考)とは、 一貫していて筋が通っている考え方、あるいは説明の仕方のこと ビジネス書では、 物事を体系的にとらえて全体像を把握し、内容を論理的にまとめて的確に伝える技術 なんて説明されてたりします(定義は議論があるところですが、ここでは触れません) 現代社会の多くの意思決定において、ロジカルシンキングはとても大事です。例えば、社内で新規事業をする時に担当者がプレゼンする場合や、経営者が投資家に説明する場合などです。 筋が通らない矛盾があれば却下されるでしょうし、大多数が 納得できるようなロジカルな説明ができれば、意思決定はスムーズに進みます。 このロジカルシンキングの弱点は、他人を説得する際には絶大な力を発揮する一方で、物事の成否を見極めるには、それほど

  • 常に「アウェイ」な環境に身を置くことの大切さ、「強み」に閉じ込められる怖さ – 佐藤航陽のブログ

    テック系とはまったく関係ないですが、いつも感じていた事が言葉として腹に落ちたのでブログに書いときます。少し妙に感じるかもしれませんが、「アウェイ」の環境に置かれた時が会社も人も一番成長するような気がしました。ここでの「アウェイ」とは、知らないことだらけの不慣れで不利で「場違いな」環境のことを指してます。通常、経営は自分や自社が得意な領域を見定めて、その資源を有効活用しながら横展開をしていくのが最も効率的であり会社を成長させるコツみたいな事がよく言われています。これは短期的にはそのとおりだとは思います。 しかし、自社の得意な領域(得意だと思っている領域)だけでビジネスをやっていると、頭を使わなくても楽に利益が出せます。そこで働く人も新しい知識や能力を身につけなくても蓄積してきた資産の上に乗っているだけでうまく仕事を回せ(ているような気になり)ます。ただ1〜2年の短期的なスパンではなく、3年以

  • 45万回のアイコンABテストにみる、ダウンロードされやすいアイコンの特徴とは? – 佐藤航陽のブログ

    決済サービス「spike(スパイク)」のリリースのほうに時間を割いていて、ブログの更新が滞っていました。。。何かの片手間でブログを続けるってなかなか難しい。気分転換にブログを新しくしました。調べるおタカノリさんやサイプロさんスゲーなと思うこの頃です。 先日Google Playがリニューアルされた記事をアップして、アイコンの大きさが2倍になり、今後Google Playでますます重要になるなと感じたわけですが、7月の末に今度はPC版のGoogle Playもリニューアルされてダウンロードページのクリエイティブがアイコンとスプラッシュだけになってしまいました。以前は大きい長方形のバナーが表示されていましが、こちらは使われるのはGoogleのおすすめに入ったときだけで、ほとんどのディベロッパーには無縁のものになってしまっています。 今後アイコンが重要になってくる流れは間違いないので、これを無料

  • 1