ポスト資本主義社会を考えてみた：『価値主義』と『情報経済』 – 佐藤航陽のブログ

先日ある方と食事をしている時に『ポスト資本主義社会はどうなるか？』っていう話がちらっと出たんですが、あまり時間が無くてその話は深堀りできませんでした。自分の中でテクノロジーとの関係でこんな感じになるだろうなーというのがぼんやりあったのですが、文章としては整理できていませんでした。ちょうどイスラエル行きのフライトが片道20時間あったのでまとめてみました。 価値の媒介として誕生したお金 資本主義の話をする前に、まず「お金」ってそもそも何者でなぜ出来たかに一応触れておきたいと思います。 お金ができた理由は「価値」という漠然としたものをうまくやりとりするためであり、お金には価値の保存・尺度・交換の役割があると言われています。定義の話になるとまたややこしくなるので、ここでの「価値」とは他人が必要とする資源とでもしておきますね。 もともとはお金は物々交換の不便さを補う仕組みとして発達したようです。確か

[marmotY]

その「価値」というのを時間及び空間を超えてスムーズに交換できるようにしたのが「お金」ですよね？

[IthacaChasma]

概ね賛成だけど、価値の選択の幅の多様化の先には、プラットフォームビジネスの帝国化があるような気がする。自分の物差しを持つ人は多くないので、プラットフォームが提供するランキングが支配力を高めるイメージ。

[Shin-JPN]

評価経済の論と同じ過ちで貨幣と資本を混同してる。現代資本主義でのさばったお金は資本。「情報化で資本の重要性が薄れる」という考察はありうる（今の所逆だが）が、貨幣については情報化で貨幣化領域が拡大する。

[onomapon]

似たような次元の思考をしている人の文章を久しぶりに読んだ。政治と経済の境界があいまいになる、価値としては政治は「全体の不満軽減」で、経済は「少数の満足増長」という理解は持てていなかった！！

[sagaraya]

最近、お金や社会について考えてていろんな記事読んだけど、これが一番おもしろかった。

[michael-unltd]

資本主義->価値主義の転換期

[you21979]

「資本が企業をコントロールするのが資本主義ですが、彼らの場合は企業が資本をコントロールしているのかもしれません。」

[rytich]

インターネットがもたらすのは！高次元の意識との接続による！意識の変容と！ゴーストの！解！放！！ (価値観はもっと多様化しそうですね)

[star_astr]

[][あとで読む]

[takahirosuzukicom]

これは面白い！やばい！！！

[iwaiwate]

Facebookが13億人以上のソーシャルグラフを持っており、グーグルもアンドロイドやYoutubeから大量の個人情報を持っている。すでに価値が数値化されているはずで、それが一般にオープンされる未来も近いかもね。

[PROOF]

お金という媒体は変わらないが、コンテンツでも人でもこれからは他者から広い意味で愛されることが価値につながっていくのだと思う。

[h0714k]

[]

[jack_the_Clipper]

わりとひどい。願望混ぜ過ぎ。

[minatonet]

プラウト主義のことも思い出してあげて

[rmntc55211]

こういうのは大体、「こうなったらいいなぁ」「最近これ流行ってるからこれでよくない？」みたいな願望ばっかりになって面白くない 全部資本主義のまま導入されうる制度？だよね

[eternal-shining]

これは面白い。その価値主義の時代が来て、振り子の周期が人の寿命や仕事出来る期間より短くなった時、人は何に真の価値を求めることになるんだろう。

[KoshianX]

なるほど価値主義ね。お金が価値の一つにしかならないというのは評価経済の考え方にも似てる。

[mahal]

基本的には国家とは税の運用主体なので、資本主義に取って代わる体制とは、税と予算の仕組みと目的の変化なのかな、とも。Googleのようなユニットが金銭や財を雇用や出資ではなく「配分」として誰かに提供する、とか。

[sangasuki]

現代は『お金＝資本』とも言えますが、その根源にある「価値」を最大化しておけば、様々な手段で保存したり交換したりすることができます。

[osamuoga]

そういえば、 佐藤さんと振り子の話したけど、よく覚えてはるなぁｗ そして、振り子をどこから見るかってのも面白いので、また続き話したいすなー。...

[moronbee]

すんなりと腑に落ちる良エントリ。// 価値中心にシフトしても、お金そのものは無くならずツールとして生存するんだろうなと。

[mkusunok]

価値主義というと何が価値かというトートロジーに陥るが、公文俊平先生いうところの「富のゲームから智のゲーム」といった流れの一端なのかな