海外への渡航を禁じられているにもかかわらずすでに日本を出国したことを明らかにした、日産自動車のカルロス・ゴーン元会長。金融商品取引法違反などの罪に問われ、ことし4月に保釈されていました。 ゴーン元会長は何らかの手段で無断で出国したとみられ、東京地方裁判所は出国が確認されればゴーン元会長の保釈を取り消し、保釈金15億円を没収する手続きを取るものとみられます。 一連の事件の初公判は早ければ来年4月に開かれる予定ですが、帰国しない状況が続けば元会長の裁判は開かれません。 これまでの事件の経過と、保釈の条件はどうなっているのか、まとめます。 異例の経過をたどった日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告の事件。 ゴーン元会長は、去年11月からことし1月までにみずからの報酬を有価証券報告書に少なく記載した罪と日産の資金を不正に支出させた特別背任の罪で3回逮捕・起訴され、ことし3月6日に、いったん保釈され
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