ウクライナではロシアの侵攻によって、けがや死亡した親族・知人がいる人が国民の約8割に上ることが分かりました。 ウクライナのキーウ国際社会学研究所は29日、世論調査の結果を発表し、去年2月以降、ウクライナ国民の78%が親族や知人にロシアの侵攻によるけがや死亡した人がいることが分かりました。 親族や知人に1人以上の戦死者がいる人は国民の63%に上るということです。 キーウ国際社会学研究所は「国民の大多数が親族や知人の死傷を経験していて、ウクライナ人にとって悲劇的な集団体験である」とロシアを非難しています。