サイバー犯罪の世界でも「ポストPC」化が進み、Androidを狙ったマルウェアはPCに比べて著しい増加を見せた。 セキュリティ企業のTrend Microは1月23日、2012年のセキュリティ動向を総括する報告書を発表した。「ポストPC」の世界を反映して、サイバー犯罪の標的がAndroidやソーシャルメディア、Mac OS Xへとシフトする傾向が鮮明になったと指摘している。 報告書によると、Androidを狙ったマルウェアなどの攻撃は、Trend Microが2012年に検出しただけでも35万件に到達、2013年中には100万件に増える見通しだ。増加率の比較でも、Androidを狙ったマルウェアの増加率はPCに比べて圧倒的に高かった。 Windows以外のOSが狙われる傾向は、Javaの脆弱性を突いた攻撃でも鮮明になり、2012年は初めてMac版のJavaを狙った攻撃が猛威を振るった。また
![Android狙いのマルウェアは年内に100万件突破へ、Trend Micro予想](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1bc655291e2d6a74300475e564df9dcc980fb912/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fenterprise%2Farticles%2F1301%2F24%2Ftrendmicro0123.jpg)