携帯ショップにとって独自商材の解禁は、ビジネスを広げるチャンスであり、喜ばしいはず。だが「ドコモから突き放された。手数料を減らす代わりに、ショップの独自ビジネスを解禁し、自ら食いぶちを探せということか」と、戸惑うショップオーナーが少なくないのだ。 携帯ショップは、携帯電話事業者からの手数料収入を収益の大部分とする一本足のビジネス構造である。そのはしごを外すかのようなNTTドコモの方針転換は、評価指標や手数料問題で揺れる携帯ショップに、功罪相半ばする波紋を広げている。 独自商材の解禁に、なぜショップが戸惑い? 「携帯ショップのビジネスの自由度を上げることが、顧客へのサービス向上につながると考え、ショップの独自商材解禁に踏み切った。丁寧に説明したつもりだが、一部ショップからは『突き放された』と言う感想をもらったことも事実。その点については素直に反省している」ーー。NTTドコモ営業本部販売部チャ
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