昨年、取材でブラック企業に潜入した。実際に社員として働く中で、労働法関連についての違法行為の証拠を集め、労働基準監督署に通報した。求人から推察した通り労働環境はひどく、結果として先方から退職を要求されることとなった。 詳細は、本紙過去記事 ブラック企業で働いていたら労働基準監督署のガサ入れにあったをご覧いただきたい。 私自身としては、自著の取材が終了したら脱出方法を検討しなければいけないと考えていたので、解雇通告は好都合だった。企業側に会社都合の退職(解雇)であることを証明する解雇通告書をださせ、解雇を受け入れる形で無事に脱出を図った。 ところが、ツケは回ってきた。 勤務していたブラック企業が約束したはずの健康保険、厚生年金の切り替え加入をしていないことが発覚した。私は、フリーランスなので、国民健康保険、国民年金に加入している。それらの保険料がブラック企業で働いている間は納付されない。 そ
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