連載目次 Windows OSでは、ユーザーからの入力や操作はすべてメッセージ(以下、Windowsメッセージ)として処理される。例えばマウス・カーソルが移動された場合には「WM_MOUSEMOVE」というIDのWindowsメッセージがウィンドウに送られるため、プログラムではユーザーによるマウス・カーソルの移動を知ることができる。 しかし.NETのWindowsフォームでは、たいていの場合、直接Windowsメッセージをプログラムで処理する必要はなく、フォームのメンバであるWndProcメソッドが、受け取ったWindowsメッセージを.NETのイベントに置き換えてくれる*。WM_MOUSEMOVEメッセージがフォームに送られてきたら、フォームでMouseMoveイベントが発生するといった具合だ。実際この場合には、MouseMoveイベントのイベント・ハンドラを記述すれば、マウス移動時の処
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