苦しんできた就職氷河期世代を支えたい ひきこもり、親の高齢化、心身不調の40-50代…官民連携で支援充実
マダガスカルの首都アンタナナリボ(Antananarivo)の空を覆うイナゴの大群(2014年8月28日撮影)。(c)AFP/RIJASOLO 【8月29日 AFP】アフリカ沖西インド洋(Indian Ocean)の島国マダガスカルで28日、首都アンタナナリボ(Antananarivo)にイナゴの大群が襲来した。アンタナナリボの上空は雲のような厚いイナゴの群れに覆われ、子どもたちは逃げまどい、生花店はイナゴを追い払おうとタイヤを燃やすなど街はパニックに陥った。 路上は雨のように降り注ぐイナゴの死骸でいっぱいだ。熱心にイナゴの死骸をすくってはプラスチック袋に集めていた13歳の少年は「ニワトリに食べさせるんだ。それでニワトリが死ななかったら僕たちが(イナゴを)食べる」と語った。 高温多湿なマダガスカル島はイナゴの繁殖に最適な環境で、イナゴの大発生は珍しいことではない。最も直近の大発生では、日本
経済格差を取り上げた著書『21世紀の資本論』が世界中で反響を呼んでいるトマ・ピケティ教授に会う(週刊東洋経済7月26日号「中間層への警告」にインタビュー記事を掲載)ため、フランスの首都パリに数日間滞在していた時のこと。日本にいる副編集長からメールが届いた。 「8月に保険特集をやる。フランスの保険事情を探ってきてくれ」。 「相変わらず、無茶ぶりだなぁ……」と思ったが、運良く再保険(保険会社が加入する保険)大手、スイス・リーのパリ支社で話を聞くことができた。オペラ座から徒歩15分ほどの場所にある、まるで美術館のようなおしゃれな建物だ。 フランスは保険の銀行窓販「先進国」 実はフランスでは、保険の約6割が銀行で売られている。日本では2007年に保険の銀行窓販が全面解禁されたが、フランスでは1970年代に開始。日本よりもはるかに長い歴史を持つ。 実際、パリの街を歩くと、銀行の看板に「assuran
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国策に異議を唱(とな)える国民を抑え付けようとする政権党の傲慢(ごうまん)さにあぜんとする。憲法で定められた主権者の権利を奪い取る横暴を断じて許すわけにはいかない。 自民党は「ヘイトスピーチ」と呼ばれる人種差別的な街宣活動への対策を検討するプロジェクトチーム(PT)の初会合で、国会周辺でのデモや街宣に対する規制も併せて議論する方針を確認した。 PTの方針は特定秘密保護法や集団的自衛権の行使、原発再稼働に反対するデモを想定しているようだ。しかし、明白な人権侵害であるヘイトスピーチと言論の自由に根差すデモを同列に扱う姿勢は理解できない。 人種や出自を理由とした差別的なヘイトスピーチを続ける団体に対しては街宣禁止と損害賠償を命じる司法判断が出ている。国際社会の目も厳しい。それに対し、秘密保護法や集団的自衛権、原発再稼働は国民の判断が割れる事案だ。反対を訴えるデモが起こるのは民主国家では自然なこと
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