ブックマーク / karapaia.com (7)

  • 世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」

    ちょっとダークなおとぎ話のようだが、人間や動物の遺体にできる不思議な鉱物がある。世にも珍しい闇属性のクリスタルの名を「ビビアナイト(藍鉄鉱)」という。 死体に形成されることだけでなく、空気に触れると色が変わるところも神秘的だ。 濃青色や緑青色が美しい結晶でありながら、腐敗した遺体に形成されるのは一体なぜなのだろうか? ネクロクリスタルの異名を持つビビアナイトの謎に触れてみよう。 死体に形成されるクリスタル「ビビアナイト」 ビビアナイトは「含水リン酸塩鉱物(Fe3(PO4)2・8H2O)」でできた鉱物で、化石や動物の排泄物といった有機物、さらには動物の死体のうえなどで形成される。 死体に形成されると言ったが、よく見られるのは骨や朽ち木などの有機物や鉄分が多く含まれた「堆積物」だ。 また「熱水鉱床」やリンが豊かな「花こう岩ペグマタイト」(大粒の鉱物結晶でできた火成岩)でも産出する。 この画像を

    世にも奇妙な鉱物。人間や動物の遺体に形成されるネクロクリスタル「ビビアナイト」
  • ソ連が領海侵犯していると思い込んで15年、実はニシンのオナラだった(スウェーデン)

    1981年、ソ連海軍のバルチック艦隊に所属していたウィスキー級潜水艦(U-137)がスウェーデンの領海内で座礁した。これは「ウィスキー・オン・ザ・ロック事件」と呼ばれ両国政府間の大きな政治的問題になった。 ソ連側は不可抗力でスウェーデン海域に流されたと主張。だが、スウェーデン側は、ソ連が意図的に侵入したと考えた。スウェーデンの調査でソ連の潜水艦が核武装している可能性が示唆されたからだ。 その後何年もスウェーデンはソ連への警戒を解かなかった。領海からは不可解な水中の信号や音声が続いており、ソ連の潜水艦が潜んでいる疑惑が払しょくできなかったのだ。 事実ロシアとスウェーデンは一触即発の状態となったが、実はその原因は、意外なものにあった。 ソ連の領海侵犯疑惑 領海内で座礁したソ連の潜水艦U-137に対し、スウェーデン国防調査局がガンマ線分光器を使って、秘かに放射線物質の測定を行ったところ、艦内にウ

    ソ連が領海侵犯していると思い込んで15年、実はニシンのオナラだった(スウェーデン)
    barringtonia
    barringtonia 2020/11/26
    旧海軍のソナーもイシモチの鳴き声(?)に悩まされたとか cf. https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%9D%E4%B8%83%E5%BC%8F%E6%B0%B4%E4%B8%AD%E8%81%B4%E9%9F%B3%E6%A9%9F
  • 葉緑素がないのに生きている?自然の法則に逆らう謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」

    ほとんどの植物にとって葉緑素を作れないということは死を意味する。だが米カリフォルニア州ハンボルト・レッドウッズ国立・州立公園のアルビノ・レッドウッドについてはこの法則が当てはまらないようだ。レッドウッドは、セコイア属の常緑針葉樹である。 ほぼ完全に真っ白なものもあれば、半分が緑で半分が白いものもある。共通しているのは、枯れてしまうはずなのに、そうなっていないということだ。 Revisiting Albino Redwoods, Biological Mystery: Science on the SPOT: その存在すら疑われる謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」 100年以上も専門家を困惑させるアルビノ・レッドウッドは存在自体が馬鹿げており、直接見たことがない者の中には、実在を疑う者も大勢いる。 その謎を研究する生物学者ゼーン・ムーアは確かに存在することを保証するが、好奇心旺盛なツーリ

    葉緑素がないのに生きている?自然の法則に逆らう謎の白い植物「アルビノ・レッドウッド」
    barringtonia
    barringtonia 2017/06/19
    Google Scholarには大した関連情報は見当たらないけれど、写真の人はUC Davisの院に進学したみたいなので、そのうち論文がでるかもね。cf. http://bioscinet.ucdavis.edu/Students/Profiles/Display/10734
  • かつて、フランスの羊飼いたちは竹馬に乗っていた。 : カラパイア

    竹馬といえば昔の子ども遊び道具や、サーカスのピエロが使うものというイメージしかないが、フランスのある地方では20世紀の初めまで竹馬を生活の一部にしていた人々が存在した。 当時、彼らの土地は湿地が広がっており、平らで見通しは良い反面、耕作や道路の敷設が困難だった。そのためいつの頃からか湿地に足を取られない道具として竹馬が普及し、それを頼りに牧羊を行うなどして暮らしていたという。 その後こうした伝統はすたれたものの、当時の様子を伝える写真や図がいくつか残っている。

    かつて、フランスの羊飼いたちは竹馬に乗っていた。 : カラパイア
  • 旧ソ連の遺物、海上工業都市「オイルロックス」 : カラパイア

    「オイルロックス(石油岩礁)」という名でも知られる、アゼルバイジャンの都市Neft Daslariは、旧ソ連の石油開発基地跡であり、首都バクーから100キロ離れたカスピ海上に位置する。 石油採掘のプラットフォームとして計画されたこの海上都市は、300キロに及ぶトレッスル橋でつながれた人工島で構成され、全盛期は5000人もの労働者が暮らしていたが、その後は衰退し廃墟化が進んでいる。

    旧ソ連の遺物、海上工業都市「オイルロックス」 : カラパイア
  • 自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア

    文明の栄枯盛衰を物語る残滓とも言うべきこの人工鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」は、アメリカ、ミシガン州デトロイトの廃自動車工場の床や壁から採取されたものだ。 20世紀当初、車の塗装は手作業で行われていた。床や壁に飛び散ったエナメル塗料は、そのままの状態でまた次の塗装作業が行われ、何層にも積み重ねられていった。それが月日を経て固まっていき、それを研磨したものがこの美しいフォーダイトとなっていったのである。

    自動車工場でのみ採取できる美しい鉱石「フォーダイト(デトロイト瑪瑙)」 : カラパイア
    barringtonia
    barringtonia 2015/11/15
    アメリカの、こういう現代の神話的エピソードに恵まれた感じ、すごく好き。
  • いったい誰が?何の目的で?謎に包まれたシベリアの孤島にある1300年前の遺跡「ポル=バジン」

    シベリア奥地の湖に浮かぶポル=バジンは、一見したところ城塞にも監獄にも見える。だが、1300年前に作られたと思われるこの長方形の島について、はっきりしたことは何一つ分かっていない。誰が建て、なぜ放棄されたのか、その使用目的すら謎に包まれている。 歴史家と科学者からは様々な見解が示されており、人を収監するのではなく、むしろ人を呼び込むための施設との説、あるいは離宮、修道院、天文観測所なのではないかと推測する専門家もいる。 トゥバ語で”土の家”を意味する『ポル=バジン』は、モスクワから3800km離れたモンゴルとの国境付近に延びるサヤン山脈とアルタイ山脈の狭間に位置する。最初に発見されたのは1891年のことであるが、1世紀以上経った今現在も作られた目的はおろか、捨てられた理由も分かっていない。 この画像を大きなサイズで見るシベリア南部の山間にある、人里離れた湖の中央に浮かぶ謎の島ポル=バジン。

    いったい誰が?何の目的で?謎に包まれたシベリアの孤島にある1300年前の遺跡「ポル=バジン」
    barringtonia
    barringtonia 2015/04/21
    中野美代子の小説に出てきそう。生活の痕跡に乏しく、一説によると技師が永久凍土に不慣れだったため、落成前に放棄されたのでは、とのこと。cf. http://en.wikipedia.org/wiki/Por-Bazhyn
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