岐阜県大垣市の「西濃鉄道」は、貨物だけを運んでいる社員およそ20人の小さな私鉄です。 90年以上の歴史がある会社ですが、多くの中小企業が避けられない後継者不足という課題を常に抱えて走っています。 そんな会社に、およそ1年半ぶりに入社した新人がいます。その1日に密着しました。 西濃鉄道は、JRの美濃赤坂駅と石灰石の産地・金生山を結ぶおよそ2キロを、貨物列車で1日3往復する私鉄です。 JRへ引き継がれた石灰石は、主に愛知の大手製鉄工場に運ばれ、日本の製造業を支えています。 入社4カ月目の岩見黛志さん22歳。 地元で仕事がしたいとの思いでこの会社を選んだといいます。 ※岩見 黛志さん 「最初は本当に(西濃鉄道という会社を)聞いたこともなかったので、こういう仕事もあるんだなと驚きでした」 始発が美濃赤坂駅を出るのは午前6時ごろ。 岩見さんはそれまで出発の準備に追われます。 空の貨物列車を連ねた機関
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