さいたま市浦和区の埼玉県立近代美術館で開かれている企画展「ウルトラマン・アート! 時代と創造」が好評だ。45年以上前から放映され現在までシリーズが続く「ウルトラマン」はもはや日本の文化であり、登場する怪獣や宇宙人の凝ったデザインは“アート”といえる。そんな芸術性を求め、首都圏一円からファンや親子連れらたくさんの人が鑑賞に訪れている。8日はウルトラマンに変身する科学特捜隊のハヤタ・シン隊員役、黒部進さん(73)とフジ・アキコ隊員役の桜井浩子さん(66)が登場し、ファンを喜ばせた。その後、産経新聞の独占取材に黒部さんは、セブンへの密かな“嫉妬心”を打ち明けてくれたが、それは…。(さいたま総局 安岡一成) ●「ウルトラマン」をアートとして展示 この展示会は北海道立旭川美術館を皮切りに、全国8会場を巡回しているもの。渋谷拓学芸員は「この作品に触発されて生まれた現代美術もある。美術館なので、アートな