この記事は、 パート1 「安倍晋三元首相の国葬を映画批評家が分析したら、NHKのホンネがバレた 件」 パート2 「【安倍氏国葬】"張りぼて祭壇"を映したNHKの意図」 に続く国葬分析記事3部作の完結編です。 早速まいりましょう! テレビ映えとは真逆の効果だった逆光における人物撮影このあとは岸田首相はじめ出席者の追悼スピーチでしたが、このときのカメラ位置がよろしくありません。 逆光で写すこと自体は、人物の輪郭を強調する撮影の基本ではありますが、中継映像だと必ずしも正義ではない。 結果を言えば、懐から原稿をとりだすたびに大量の舞い散るホコリが目立ち、岸田首相が何かを強調するたび、飛沫がキラキラと盛大に画面に映し出されてしました。 きわめて不快な「テレビ逆映え」です。 このご時世、飛沫とホコリまみれの葬儀映像とはシャレになりません。 動画撮影では人物ではなく「人物の動き」が被写体になります。上記