土佐清水市松尾の竜宮神社で10日、大漁祈願の「漁招き」が行われた。女性が着物の裾をめくって大事な所を見せ、神様にお願いするというどきっとする習わし。長年受け継ぐ同市以布利地区の女性たちはスカートの裾をめくり、沖に向かって「大漁ーっ!」と声を張り上げた。
高知県立大学(野嶋佐由美学長)が、永国寺キャンパスの図書館が昨春新設される際、旧館よりも建物が小さいため全ての蔵書を引き継げないとして、約3万8千冊に及ぶ図書や雑誌を焼却処分にしていたことが8月16日までに分かった。中には戦前の郷土関係の本をはじめ、現在は古書店でも入手が難しい絶版本、高値で取引されている本が多数含まれている。焼却せずに活用する方策をなぜ取らなかったのか、議論になりそうだ。 新図書館の狭さ理由 同大によると、焼却したのは3万8132冊(単行本や新書などの図書2万5432冊、雑誌1万2700冊)。2014~16年度中に断続的に13回に分けて、業者に委託して高知市の清掃工場に運び込み、司書らが立ち会う下で焼却したという。 焼却した図書2万5432冊のうち、複数冊所蔵している同じ本(複本)を減らしたのが1万8773冊。残りの6659冊は複本がなく、今回の焼却で同大図書館からは完全
小説や絵画などの著作権の保護期間が、作者の死後50年から70年に延びる気配だ。県内でも影響を心配する声がちらほら…。 「田舎でこんな展示ができるのは、著作権が切れた史料がネットで見られることが大きい」。高知県安芸郡安田町教育委員会の中村茂生さん(52)が話す。 「安田まちなみ交流館・和」には、海援隊士の足跡をたどる年表や写真が並ぶ。ほとんど明らかになっていなかった史実を、全国の膨大な史料から一つずつ拾ったという。 「書庫にこもったり日本中の図書館を回ったり、10年かけて見つけていたような史料が安田にいながら見られるようになった」と中村さん。「デジタル化が進めば情報が効率的に集められて、田舎での研究が進む。保護期間が死後70年は、ちょっと長過ぎと思う」 ■コピーは「半分」 著作権は、作者や遺族らが使用料などを得られる権利。許可のない複製や改変もできないように規制されている。 死後70年への延
高知県南国市への工房進出を決めたフィギュアメーカー「海洋堂」(大阪府)の宮脇修一社長(59)が所有する膨大なプラモデルのコレクションを、ギネスに世界記録として登録する挑戦が南国市で始まった。4月30日までの2日間、一部を南国市内に運び込み、模型ファンら約30人で仕分け作業を行った。だが、その多さに一同仰天。「社長、やり過ぎです」―。 宮脇社長は父の修氏が模型店を開いた小学1年生の時から、プラモデルを収集。海洋堂の発展とともに“大人買い”も進め、現在、コレクションは「4万点前後」(海洋堂)という。 本社と「海洋堂ホビー館四万十」(高知県高岡郡四万十町)などに保管され、6年前の海洋堂ホビー館四万十オープンに合わせてギネス登録のリスト化を試みたが、あまりの多さに断念した経緯もある。 再チャレンジしたいとの宮脇社長の要請を南国市が引き受け、仕分けには海洋堂や南国市商工会、高知工科大学模型部のメンバ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く