DX推進が進まない理由として人材不足を挙げる企業は少なくない。だが横浜市立大学 データサイエンス推進センターの小野陽子准教授は、企業が「自社にはDX人材がいない」と誤解しているケースもあると指摘する。日本の「DX人材不足」の本当の原因は何か。より多くの人材がDXの現場で活躍できるようにするために、企業と大学はどう変わっていくべきなのか。小野氏に話を聞いた。 企業の「DX人材不足」「進まないAI活用」には誤解が多い ——小野先生は多くの企業と協力してAIによるデータ活用の推進や人材育成などを進めています。そうした企業が語るDXの課題に共通点はありますか。 小野 陽子/横浜市立大学 データサイエンス推進センター データサイエンス学部 准教授 東京理科大学 工学研究科経営工学専攻 博士後期課程修了 博士(工学)。研究課題の主題は、ひとでないとわからないこと(例:抽象数学命題の自動証明システム構築
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