【ソウル=甲原潤之介】世界各国の武器調達の流れが変わりつつある。輸出規模で米国と首位を分け合ってきたロシアは、ウクライナ侵略の影響で輸出余力が大幅に減った。ロシアから武器を輸入するベトナムやインドなどは調達先の多様化を進めており、フランスやイタリア、韓国が代替需要の獲得を競う。韓国は2~5日、陸海空軍が本部を置く中部・忠清南道の鶏龍市で武器展示会「KADEX」を開く。「アジア最大の防衛産業展」
東京工業大学と東京医科歯科大学が統合し「東京科学大学」が1日誕生しました。医学や歯学、理工学の分野での連携を進めて研究力を強化していくことにしています。 東京工業大学と東京医科歯科大学はおととし統合に基本合意していて、1日付けで「東京科学大学」が誕生しました。 東京目黒区のキャンパスでは式典が開かれ、大学名の「科学」にちなみ、アルファベットの「S」をかたどったロゴマークが紹介され、関係者が新大学のスタートを祝いました。 「東京科学大学」では、統合前の2つの大学の学部や大学院などはそのまま引き継がれたうえ、新たに3つの研究組織を立ち上げ医学や歯学、理工学といったそれぞれの強みを連携させた研究開発を進めていく方針です。 また、世界トップレベルの研究水準を目指して、国が重点的な支援を行う「国際卓越研究大学」の公募にも申請したいとしています。 統合前の東京工業大学の教授で、初代理事長となった大竹尚
10月1日は韓国で76回目を迎える「国軍の日」を記念する式典が開かれて軍事パレードが行われました。今回は34年ぶり臨時休日となっています。由来である1950年10月1日は、朝鮮戦争で韓国軍が反撃に転じて38度線を突破した歴史的なターニングポイントでした。 今年の「国軍の日(第76回)」の軍事パレードには韓国軍の新型兵器「玄武5」が公式にお披露目されています。弾頭重量8トンもの貫通弾頭を持つ短距離弾道ミサイルです。2年前の2022年の「国軍の日(第74回)」に動画でほんの少しだけ公開されていましたが(関連記事)、今回初めて玄武5の全容が公式に公開されました。 一般的な短距離弾道ミサイルの弾頭重量は500kg前後が普通で1トンでも重い部類です。玄武4の弾頭重量2.5トンの時点で既に破格の重さでしたが、玄武5の弾頭重量8トンは異常なほど重く、これを運搬するために射程はSRBM(短距離弾道弾)であ
石破茂新総裁が、国際安全保障における「集団安全保障(collective security)」と「集団防衛(collective defence)」の違いをおそらくは十分に留意することなく、これらの異なる(部分的には対極的な)概念を混交していることに安全保障専門家から批判が出ております。日本の多くの大学では国際安全保障が適切に教えられていないことがその遠因かと思います(慶應義塾大学では法学部でも総合政策学部でも、安全保障論関連の授業がいくつかありますが、多くの大学では、軍事・安全保障関連科目の講義が許容されないい状況が続いていました)。 神保謙慶大教授や鶴岡路人慶大准教授が、適切にその違いを解説し、それらを混合することの危険性を指摘しておりますので、それらをご参照頂ければと思います。 石破新総裁の発言は、次のように紹介されています。 NATOは1つの加盟国への攻撃を全ての加盟国への攻撃とみ
8月下旬から9月末まで、ずっとヨーロッパと日本を行ったり来たりしていたのですが、最後に参加したのは9月24-26日にプラハで開催された「第10回欧州価値サミット2024」という会議でした。 日本からは私と井形彬先生が登壇しました。 とりわけ25日に開催されたメインイベントである「サミット」では、中国から突きつけられる挑戦にいかに欧州と世界が立ち向かうか・・・というテーマが終日扱われたこともあり、集まったスピーカーの多くはヨーロッパやアメリカの中国専門家でした。 この「サミット」参加での経験は、 8月下旬に同じくプラハで出席した「GLOBSEC2024」、 そして9月中旬にブリュッセルで出席したジャーマン・マーシャル・ファンド主催「日米欧三者会議」の、 どれとも異なる強い印象を私に残すことになりました。 「サミット」参加者はのべ200人、この手の会議としては比較的こじんまりした会合で、そして
「有明で行われた反ワクチンデモにいた若者は、1万円で集められたバイトだ」という真意不明の情報が流れる。事実だと判明したので追記しました。
5月31日、日比谷公園にて「WHOから命を守る国民運動 大決起集会」なる大会が開かれました。平日にもかかわらず野外音楽堂は超満員となり、溢れた人々の列が霞門から松本楼までの道のりを埋め尽くしました。 (人で溢れる日比谷公園) 大会の後行われた銀座から京橋までのデモ行進は3時間を超えても隊列が途切れること無く、警察側の要請により中断する事態となりました。参加者総数は主催側のインタビューによれば一万二千人、現地に赴いた(筆者含む)ウォッチャーの集計も一万人前後となっています。 この集会には慶應義塾大学名誉教授の憲法学者である小林節が参加し「今日から私もこの運動に参加します!陰謀論者と言われてもいいです!」と言い放ったことで話題となりましたが、共同通信の取材によると、小林は集会に参加したことについて後悔しているようです。 小林氏は集会に参加したことをどう考えているのだろうか。取材に対し、小林氏は
――――【追記】―――― たくさんの有益なコメント感謝。多くの知見を得られた。 Aカップのブラが売れない点について、そもそも小胸さんはブラを買わない、ブラトップ等で十分だと思っている、というのがあるらしい。なるほど。 そして、実測のサイズと合っているブラのサイズが全然異なるというのはよくあることだそう。 骨格やおっぱいの形、ボリューム等の影響を強く受ける上、メーカーによっても変わってくるので、単純に実測値だけでは一概には言えない、といったところだろう。姉妹サイズというものもある。 Aカップ1つとっても、とても慎ましくて可愛らしいAカップもあれば、これでAなの!?というAカップもあるというわけだ。 結局のところ、実測のサイズというのは、自分にあったブラを探すための参考値に過ぎない(しかもあまり当てにならない)、ということだと思った。 ただ、ブラのサイズはJISで定められているが、測り方のレギ
海外の国や地域を専門にする著述業のなかで、私のような「中国ライター」はちょっと特殊だ。理由は「その国の話題だけ書いていても(ひとまず)専業で生活が成り立つ」からである。仮にこれが、タイやインドの専門ならかなり難しい。それどころか、物価の差を考えればアメリカやEUが専門の場合ですら大変かもしれない。 日本で専業中国ライターの暮らしがひとまず成り立つ理由は、世間における中国の話題の需要が圧倒的に高いからである(同じ中華圏の台湾や香港も含めるとさらに増える)。現在、メディアで中国の話題が出ない日はほぼない。すくなくとも今世紀に入って以降、中国は日本人にとっていちばん強い関心を持たれている外国なのだ。 ただ、関心の強さが「理解」につながっているかというと別問題だ。中国の体制に問題が多いことは確かにせよ、メディアの報道はステレオタイプに流れがちである。特に週刊誌や民放の政治ワイドショーなどの商業色が
中国原潜が沈没 軍は隠蔽、放射能汚染・死傷者不明―就役前の最新鋭艦・米報道 時事通信 外信部2024年09月27日10時12分配信 中国湖北省の造船所で作業するクレーン船=6月15日(プラネット・ラボ提供)(ロイター時事) 【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は26日、中国で就役前の最新鋭原子力潜水艦が5月下旬から6月上旬の間に沈没したと報じた。複数の米政府関係者の話として伝えた。中国軍や地元当局は沈没が起きたことを隠蔽(いんぺい)し、公表していない。どのような経緯で沈没したかは不明だが、習近平政権が米国に対抗するために進めている海軍増強計画に大きな打撃となっているもようだ。 〔写真特集〕中国海軍 新型空母の発艦訓練公開 同紙によると、沈没したのは攻撃型原子力潜水艦「周」級の1番艦。同艦は5月下旬に湖北省にある長江に面した造船所で航海に出る前の最終整備が
Kyiv Independentの取材に応じたウクライナ人兵士らは勝利計画について「目立った進展は期待できない」と語り、Bloombergも24日「驚くような内容はなく戦争の流れを変えるようなものでもない」と報じたが、Wall Street Journalも25日「目新しい内容が1つもなく印象的ではない」と報じている。 参考:U.S. ‘Unimpressed’ With Ukraine’s Victory Plan Ahead of Biden-Zelensky Meeting 今回の会談で具体的な成果は出てこないかもしれないKyiv Independentは23日「今回の訪米でゼレンスキー大統領は勝利計画をバイデン大統領に提示し、ロシアを倒すのに必要な武器提供や長距離兵器の制限解除が得られることを期待しているものの、前線で戦う兵士らは長距離兵器の重要性について同意しても『大統領の取り組
タレントの羽賀研二容疑者(63)が、うその不動産登記をしたなどとして、暴力団・六代目山口組弘道会の幹部らとともに逮捕された事件で、日本司法書士会連合会の副会長も一緒に逮捕されていた事が分かった。 逮捕されたのは、日本司法書士会連合会副会長の野﨑史生容疑者。羽賀研二容疑者らは2023年6月、羽賀容疑者が所有する沖縄県内のビルと土地の差し押さえを免れるため、自身が代表を務める会社に所有権が移ったと装う、うその登記をした疑いなどが持たれている。 羽賀容疑者は、知人から約4億円をだまし取った罪などで被害弁済を命じられていて、うその登記により、不動産収入を隠す目的があったとみられ、警察は、暴力団に登記をめぐる報酬が渡っていたとみて調べています。 野崎容疑者が副会長を務めている日本司法書士会連合会は、登記、供託、訴訟その他の法律事務のプロである司法書士について定めた司法書士法によって定められた団体で、
事件当日は、中国で反日感情がひときわ高まる満洲事変の記念日だった。同じく歴史的にセンシティブな日である7月7日(盧溝橋事件の日)を控えた今年6月にも、江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスが刃物を持つ中年の中国人男性に襲われ、中国人乗務員の女性が死亡した事件があった。短期間に類似の事件が連続した背後に、強い反日感情が関係しているのは間違いない。 9月20日、深圳日本人学校に供えられた花束 ©時事通信 いっぽう、事件は一部の中国人にも波紋を投げかけた。近年、日本には中国の強権的な体制を避けて移住してきたリベラル派の中国人知識人が増えている。彼らのグループは事件を受けて、発生翌日の19日夜に追悼集会を開くなど活発に活動。また、深圳の日本人学校前にも多数の献花が集まった。現地での献花の理由はさまざまなはずだが、近年の体制下での硬直的な愛国主義宣伝に批判的な、リベラル層の中国人たちが行動した面も大
Russian Offensive Campaign Assessment, September 24, 2024, ISW ⬇️ ドネツィク州ヴフレダル情勢◆ 戦争研究所(ISW)報告書の一部日本語訳ドネツィク方面の領土支配状況評価 米国東部時間2024年9月24日午後3時の時点 (戦争研究所)ロシア軍は、ヴフレダル[Vuhledar]周辺での攻勢的進撃を激化させている模様で、そのなかでヴフレダルの郊外にまで到達した。しかし、ロシア軍が今後、ドネツィク州西部で攻勢作戦をさらに進めていく点で、ヴフレダルの占領がロシア軍に何か特別な作戦上のメリットを与えることになる可能性は低い。9月24日に公開された撮影地点特定可能な動画に、ロシア軍がヴフレダル東部へと進入し、最も進出した地点で12デサントニキウ通り[*注:原文ママ、地図をみると"13"]にまで進んだ様子が映っている。この映像は、ロシア軍が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く