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建築と本に関するbigpoppaのブックマーク (2)

  • 17.消える建築専門出版社

    東郷さん:とうとう相模書房が閉鎖するらしいね。 宮武先生:だいぶん前からウワサは流れていたからね。 恵美ちゃん:相模書房ってどんな出版社なんですか? 宮武先生:現存する建築専門の出版社としては一番古いんだ。昭和11年の創業だから、もう80年くらいになるかな。人間の寿命が伸びたけど、人の平均寿命を超えている。 東郷さん:日の出版社全体を見渡してみても、これだけの老舗はあまりないんじゃないかなあ。 恵美ちゃん:相模書房はどんなを出してきたんですか? 宮武先生:戦前は岸田日出刀という東大の新進気鋭の教授の随筆集を何冊も出してとっても評判になったんだ。 東郷さん:おれは『縁』とか『扉』という漢字一文字の題名のをよく覚えているよ。 恵美ちゃん:岸田日出刀っていう名前は聞いたことがありますけど、どんな人だったんですか? 宮武先生:戦前の東大では、構造や歴史を教える人はいたけど、現代建築の設計を教

    17.消える建築専門出版社
  • 家を建てる時に読むべき本『書庫を建てる』 - RyoAnna

    家を建てるのは一生に一度あるかないかのイベントだ。外観、日照、内装、間取り、環境、価格、様々な条件に折り合いをつけながら、最後にこれだと決める。私が購入したのは建売りだったが、それでも要望は沢山あった。 東京大学の松原隆一郎教授は、1万冊の蔵書と仏壇を収めるために書庫を建てようとした。東京・阿佐ヶ谷に9坪弱の土地を購入し、知人の建築家・堀部安嗣教授に設計を依頼する。 堀部教授がデザインしたのは、四角いコンクリートの箱に三つの円柱をくり抜いた建物。半地下を含む三階建てで、一番大きな円柱に書棚を、二つの円柱に居住空間を配置し、書棚の円柱に沿って螺旋階段を組み付ける。 外が四角形、中が円のため、コンクリートの型枠に高い精度が要求された。寸分違わず型枠を配置しても、生コンを流す時の振動で完全な真円にはならない。円柱は微妙にずれていたが、職人が階段と書棚の微調整を繰り返し、限りなく真円に近づけた。

    家を建てる時に読むべき本『書庫を建てる』 - RyoAnna
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