「VOCALOIDの父」として知られるヤマハの剣持秀紀さんが、ヤマハ社内の新商品・新規事業に向かってのチャレンジを後押しする部署である事業開発部ニューバリュー推進室室長に2015年1月1日付けで就任。VOCALOIDプロジェクトから離れることをTwitter上で公表した。 VOCALOIDプロジェクトリーダー後任は、剣持さんによれば「歌声に関して知識や経験も豊富で、深い洞察力を持つ方」という。「まだまだやり残したこともたくさんあります。それは新リーダーによって再定義され、新しい価値をもって皆様に届けられることになるでしょう。VOCALOIDの未来は明るいと信じております」と剣持さん。 剣持さんは1993年にヤマハに入社以来、研究開発に関わり、2000年にVOCALOIDプロジェクトを立ち上げ、2003年に最初のバージョンを製品化。2007年にはVOCALOID2の初音ミクが大ヒットして現在