活版印刷に使われた昔ながらの鉛の活字でオリジナル名刺を作ることができる「ポータブル活版印刷機:一枚の名刺」がMakuakeに登場した。 同製品は、台湾の一間印刷行が、伝統的な活版印刷の魅力を伝えるために開発した製品。2017年に台湾のクラウドファンディングサイト「嘖嘖」で5200台湾ドル(日本円で約1800万円)を集め好評を博している。また同年、日本のグッドデザイン賞を受賞し、台湾では金點設計賞年間最優秀デザイン賞を受賞している。 ステッキと呼ばれる組版用の枠の中に活字を配置し、インクをつけ、スライド式のふたを滑らせながら圧力を加えて印刷する。数種類のオリジナルデザインの名刺用のステッキを用意しており、字を並べたり組み合わせたりする際の煩雑な計算が不要で、また空白部を埋めるためのクワタやインテルといった道具も不要。軽くて小さく持ち運びも簡単で、気軽に組版作業ができる。 開発にあたっては、サ
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