東日本大震災が起こり、以前より防災に対する意識が高まったと誰もが感じていると思います。 「備えあれば憂いなし」 子ども達にそんな気持ちを伝える絵本です。 内容は「アリとキリギリス」に似ており、とてもわかりやすいです。 得体の知れない「大ナマズ」が来るぞ!と皆で大騒ぎになり・・というおはなし。 この絵本の素晴らしいところは著者が『山王三・四丁目自治会』であるということ。 自治会が「自分たちの町は自分たちで守ろう」と自主防災組織を作り、その活動の中で生まれた絵本です。 子どもに言葉で防災について教えるのは難しい部分があるので、その手助けになると思います。 絵はイラストレーターの寺田順三さんが描かれており、ノスタルジックでとってもキュートなので、そちらの視点で見るのもオススメです。 それから、こちらの絵本。 コマヤスカン『新幹線のたび』 この絵本は九州新幹線全線開通に合わせて出版された本なのです