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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (27)

  • 5月30日 世田谷区長定例記者会見(テキスト版)

    5月30日(水)、記者会見を行いました。大変長い報告を続ける記者会見となりました。発言の要旨は以下のとおりです。→区長の部屋 動画は→http://www.ustream.tv/recorded/22949512 [引用開始] みなさんこんにちは。今日は1ヵ月と少し会見をしていなかったこともあって、盛りだくさんになりますが、よろしくお願いします。 このところ熱帯のスコールを思わせるような激しい雨や雷雨、突風などが続いていて天気が不安定です。また、夏を思わせるような熱気や気温の上昇もあります。この夏が猛暑になるという予想はありませんが、暑さと節電、全原発停止という中で迎える42年ぶりの夏ということになるので、この点について、今日は順次お話しします。電力を出す側ではなく、使う側が努力をして調整するということで、エネルギー政策にも一石を投じていきたいという思いです。 まず、今年の夏の節電について

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    blackdragon 2012/06/05
    大阪の将軍様は騒ぎたてただけで報道される一方で、こういう地道な取り組みがあまり報道されないのは問題。
  • クールシェアと省電力型蛍光灯で電力消費量の軽減へ

    5月30日午後1時より、定例の記者会見を行ないました。各社から20人ほどの記者・スタッフが集まってくれました。前回が4月24日だったので、5週間ぶりの開催となり、その分、発表する項目がてんこ盛り状態となってしまいました。「節電」「クールシェア」「照明器具の交換」などを中心に最初に話したことを再録しておきます。 〔引用開始〕 このところ、熱帯のスコールを思わせるような激しい雨や、突風・雷雨など不安定な天気が続いています。この夏の天気予報では、「猛暑」との予想はつきませんが、42年ぶりに「全原発停止」の中で迎える夏を、知恵と策を練って乗り切り、「節電」から、意識的な「縮電」をやり抜いて需給側のコントロール力を高めることで、国のエネルギー政策に一石を投じたいと思います。 昨年は、電力需要が逼迫するということで「電力使用制限令」も発動され、世田谷区でも、公共施設の利用制限や輪番による休館なども行な

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    blackdragon 2012/05/31
    スローガンを声高に叫ぶばかりのどこぞの市長と違い、高い理想を掲げつつも現実に足元から出来ることをコツコツと実行し、また、費用をかけずに仕組みの工夫でできることにも取り組み。
  • 高い線量を検出した現場の精密調査に関して 〔最新情報〕

    昨日、発表した世田谷区内の高い線量を記録した現場について、日午後6時30分より記者会見を行なった。午前10時から現場の調査が始まり、午後2時過ぎには民家の中も計測して線源を探索する調査と計測を行なった。まだ、最終的な判断は出ていないが、ようやく中間報告出来る材料が先刻整った。 〔記者会見概要〕 日、異常に高い放射性物質の線量を記録した区内の現場で、環境測定専門会社に依頼して、精密な測定を実施しました。区道で計測を終えた後に、民家の敷地内の測定をしたところ、道路部分よりもさらに高い数値を計測し、その数値は敷地内の家屋の壁面下でピークとなりました。 そこで許諾を得て、民家の中に入り各所を計測したところ、高線量の場所があり、床板の下を計測したところ床下のダンボールの中にある瓶類と思われるものから高い放射線量が出ていることを確認しました。この時点で法に従って、文部科学省科学技術・学術政策局原子

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    blackdragon 2011/10/13
    医療用の線源とかアイソトープじゃないかなとは、ちらと思ったのだが、本当にそっち系だったか。
  • 世田谷区長、初登庁の朝に思うこと

    人口87万人の世田谷区長に就任する朝がきた。東日大震災、そして原発事故が続く中での立候補の決意、そして選挙があった。余震も頻繁にあり、原発事故の収束も見通しがつかない緊張感を強いられながら、私たちは明日の扉をひらかなければならない。何が始められるのか、具体策を次々と方針を打ち出す前に区民の皆さんと区職員の皆さんの声をじっくり聞いてみたい。 今回の区長選挙結果の報道は「原発問題」が一点で焦点化したが、私の政策の土台には「情報公開と区民参加」を掲げていた。お役所然とした行政組織ではなくて、区民の使いやすい「道具」にどう変革していけるのか。また、「地域の問題はみんなで解決する」ことが定着して、「お互いの顔が見える街」となることで災害時の救援や被害からの再生力が強い世田谷区にしていこうと訴えた。最後の決断はトップがするが、区民と区職員からの提案・提言が日常不断に潤滑に行なわれるようにしたいと思う

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    blackdragon 2011/04/27
    非常に地に足がつき、現実的で、そして理念を感じさせる抱負。
  • 「福島原発・重大事故」から学ばない人たち

    大地震・大津波に加えて原発震災。福島第1原発の現場で、原発事故の最悪化・重大化を阻むために日夜努力している努力に敬意を払いたい。外部電源が通電し、ポンプが作動という順序に冷却系が作動していくことを心から祈りたい。世界が固唾を飲んで「フクシマ原発事故」を見続けている時、足元の日でも、さすがに「国策としての原発推進」は大転換を迫られるだろうと考えている人が多いと考えてきた。しかし、少なからぬ人々が「原発推進を変える必要はない」と考えていることがわかってきた。 テレビでは素直に「原発はクリーンで安全なエネルギーと思ってきた」人たちが、国策に従い最初から結論ありきの「安全」太鼓判を押し続けた原発御用学者の人々が繰り返し登場し、「今回の事態があったからと言って、日は原発をやめるわけにはいかない」という言説を垂れ流す。2007年、柏崎刈羽原発を直撃した中越沖地震で、大災害の一歩手前の損傷を受けた現

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    blackdragon 2011/03/23
    原発なしでは無理っていっている人は、現状でも7割は非原発って分かってるのかな?
  • 辻元清美さんの離党表明について

    今日は、一文を綴るのが重い。1996年11月初当選以来の同僚であり、約14年にわたって政界の中で行動を共にしてきた辻元清美さんが「離党の意向」を党幹部に伝えたというニュースについて、触れないわけにはいかないからだ。とても残念だし、他に方法はなかったかと思うが、すでに人は記者会見の準備に入っているようだ。 辻元さんは「政権交代選挙」で、民主党、国民新党の協力を得て、小選挙区における選挙協力で当選している。私は、当選にこそ至らなかったけれど、同じ構図の選挙を体験している。「連立政権離脱」をめぐって「よくやった」「筋を通してよかった」という支持者の反応とは別に、「普天間での意見の違いはあっても、政権内にいて協力してほしかった」「今後、野党として何をやっていくのか」という声もあったことは、想像にかたくない。6月に彼女の選挙区で開かれた集会に私も比例区予定候補として参加したが、5月下旬の社民党の連

  • 参院選敗北を受け止めて

    参議院選挙の投・開票から一夜が明けた。午前3時過ぎに社民党の議席が「2」になった時に、結果を見守っていたボランティアの人たちから歓声があがった。ところが、その直後に「福島みずほさん」に続いていた「吉田ただとも」さんに「当確」の印がついた。ここで、次点・落選が決まった。「6万9214票」だった。東京、とりわけ昨年の総選挙を戦った杉並で得票をのばしたかったが、不調に終わった。杉並区では、「区長選」「区議補欠選挙」「参議院選挙」が同一日投票となったために、「選挙区」「比例区」の投票用紙を同時に渡され、しかも同じ投票ボックスで書いて投票するということになったために、2万を超える無効票が出たようだ。それにしても、御支援していただいた皆さんには申し訳ない結果となった。 今回の選挙が始まったのは、3月18日だった。3カ月半全力で走ったが、「全国比例区」の壁を超えることが出来なかった。しかし、たたかって良

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    blackdragon 2010/07/12
    きわものになりたくなかったら、件のブログとは距離を保った方がよいと思います。
  • 「検察リーク」に指揮権発動も(高辻法相)

    民主党が「検察リーク」を対象に調査・検討を始めるという。与党・自民党からは「とんでもない」と批判の声があがっているが、野党ボケ半年間で、はや健忘症になったのか。かつての自民党こそ「検察リーク」のひとつひとつに怒り、感情をあらわにして、対応していた歴史を知らないのか。(1998年「検察の情報管理のあり方に関する調査会」与謝野馨部長)自民党の「検察リーク」批判を調査し、紹介したのは昨年の西松建設事件の渦中だった。国会の会議録からは、故新井将敬議員の質問に対して、高辻法務大臣は「検察リークは指揮権発動もありえる」とまで断言している。現在、千葉景子法務大臣が同じ発言をしたら、勉強不足のメディアは「前代未聞の暴言」と批判することだろう。 昨年は『日刊ゲンダイ』にこのエピソードを紹介する記事が載った。 〔引用開始〕 社民党衆院議員保坂展人氏が語る (日刊ゲンダイ 2009/04/01) 89年4月の

  • 鳩山内閣の支持率の低下を勘違いする人々

    鳩山内閣の支持率が低下している。政権交代から100日、期待したほど成果があがっていないということだろうか。それにしても、口汚く鳩山内閣をこきおろす人々の顔をよく見ると、自民党べったりの人たちだった。この数カ月、居場所が定まらなくて、右往左往していたが、ようやく出番とばかりに出てきて騒いでいるが、はっきり言って「時代錯誤」だとしか言いようがない。 小泉・竹中時代が「我が世の春」だった人たちが、メディアにはたくさん残っている。早く連立政権を倒して、元の自民党中心の政治は無理でも、せめて「大連立」には持っていきたいという輩である。「国益」「国益」とがなりたてる人々ほど、「国民の資産」を多国籍企業に叩きうる構図が大好きというのは理解に苦しむのだ。 ただし、鳩山内閣の課題は「未来への投資」を感じさせる政策を示すことだ。暫定税率の廃止や子ども手当てを見直すなら、地方の疲弊した経済を建て直すための「メン

  • 『八ッ場ダム、隠された真実』を週刊朝日でレポート

    建設が進む川原湯温泉の代替地。ここに「湖畔の温泉街」を計画している 連日、八ッ場ダムの話題を追ってきたが、今日で一度は小休止とする。先週、1泊2日で現地調査・取材に行ってきたことを明日発売の『週刊朝日』(10月16日号)に5頁にわたってレポートをしているので、ぜひお買い求めいただきたい。『国会の質問王 保坂展人前衆議院議員が現場を歩く 八ッ場ダムの隠された真実』という記事だ。久しぶりに週刊誌の入稿をした。私は、80年代の初頭から約10年間『週刊セブンティーン』という週刊誌で1月に2~3回の学校ルポを入稿していた。久しぶりに当時の感覚を少々思い出しながら、原稿を書いた。 結びにはこう書いた。 (引用開始) 「八ッ場ダムという巨大事業の根は深い。だからこそ、与野党論戦の前に、国会は内閣に対して国政調査権を行使し、ダム官僚たちに、すでに使われた予算の支出明細の提出を命じるべきである。 前原大臣は

    『八ッ場ダム、隠された真実』を週刊朝日でレポート
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    blackdragon 2009/10/06
    利権事業の見本市場の様相。合意と引き換えにこれだけの利権をもらってしまったら今更引き返せないと思う地元もよくわかる。が、この利権を残すのではなく、別方法での補償という保坂氏の提案に同意。
  • 官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる

    品木ダムで稼働する浚渫船(9月30日) 久しぶりに集中して八ッ場ダムレポートを書いた。写真と一緒に、来週公開するのでお待ちいただきたい。さて、昨日は気になる新聞記事が目に留まった。いまや巨大化した民主党の選挙・国会対策を自在に操る小沢一郎幹事長が、国会の委員会において官僚が政府参考人として答弁することを禁止することで「政治主導」をアピールするというもの。たしかに選挙に関しては小沢氏の右に出る者はいないが、「政治家同士が議論することで国会活性化につなげたい」というのは、ずばり国会空洞化につながる。何とか考え直してもらいたい。 [新聞記事] 委員会での官僚答弁を“禁止” 小沢氏、政治主導アピール 民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正

    官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる
  • 八ッ場ダム、とめどなく溢れる思考停止報道

    前原国土交通大臣が八ッ場ダムの視察に向かった。 これと前後して洪水のように溢れるテレビ報道は、どれもステレオタイプな表層をなでるばかりのもので、「ここまで造ったのにもったいない」「住民の怒りはおさまらない」などと繰り返している。私たちが10年にわたってこのダムの問題点と向き合ってきたのは、「造ること自体がもったいない」「住民の意志は踏みにじる」旧建設省河川局以来の国の姿勢そのものだった。 政権交代によって危機に陥った国土交通省のダム官僚たちが煽っているデマを何の精査もせずに垂れ流しているテレビ番組を見ていると「思考停止社会」も極まっていると感じる。まず代表的なデマは「工事の7割はすんでいて、あと3割の予算を投入すればダムが出来る」というもの。これは4600億円の予算をすでに7割使用したということに過ぎなくて、工事の進捗率とは何の関係もない。嘘だと思ったら、国土交通省河川局に聞いてみるといい

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    blackdragon 2009/09/25
    今まで使った費用がとか言っている人には、経営学の入門の最初に書いてあるサンクコストを勉強し直せといいたい。なかには、サンクコストを全く逆の意味で使っちゃうお花畑の産業経済新聞もあったりするけど。
  • 「数合わせ」と「連立政治」を考える

    16日にスタートする鳩山内閣は、民主党を中心に社民党・国民新党が参加する連立政権だ。先の総選挙で議席を失った私だが、「連立政治とは何か」「連立与党間の合意形成はどこで行われるのか」を中心とした論点で、何回かブログを書いてきた。ところが、「内閣一元化」を手放しで礼賛しているメディア報道は、「連立与党協議」を「時代後れな余分なもの」として扱い、あたかも連立を組むことになる社民党・国民新党が政策形成に参加することは「過剰な要求」であるかのようにとらえて「切り捨てるべし」と隅に追いやろうとしているように聞こえる。簡単に言えば、閣内に入るのであれば「黙って参加していてくれ」というのであれば、「議論なき数合わせ」そのものになる。 [記事引用開始] 国家戦略局は単独運営=社・国は入れず-民主調整 民主党は13日、予算の骨格など内閣の基方針を策定するため新設する首相直属の国家戦略局について、社民、国民新

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    blackdragon 2009/09/15
    同意
  • 議員会館の資料の片づけをしながら思うこと

    たった今、荻窪駅北口で選挙後初めての街頭報告をした。演説というより静かに話すという具合だったが、40~50人が立ち止まって熱心に話を聞いてくれた。政権交代は実現し、社民党も連立政権協議に参加することを決めた。もし、この地で当選出来ていたらバリバリと仕事が出来たはずだが、11万6723票を獲得しながら残念ながら議席にたどりつけなかった。だから、捲土重来できる次のチャンスを狙いますと訴えるのが普段の姿だが、今回は少々事情が違う。非議員であっても、新たにスタートする連立政権の仕事に関わることが出来るし、これをやるつもりだと訴えた。道路特定財源の支出にどんな無駄が潜んでいるのかを徹底解明したり、年金記録問題の最後の謎を解いたり、具体的なテーマには事欠かない。 今日は衆議院議員会館の部屋のかたづけを行った。約4年間、質問に次ぐ質問でかき集めた資料を「要」「不要」でより分けていく。何しろ、9月3日には

    議員会館の資料の片づけをしながら思うこと
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    blackdragon 2009/09/02
    そうか、逆に考えれば、議員より時間に余裕が出来て、より突っ込んだ調査・分析ができる!期待してます。
  • 残念ながら国会の議席を継続出来ませんでした

    昨日の総選挙結果は、多くの皆さんから御支援を頂いたにもかかわらず、議席に及びませんでした。東京で最強と評されてきた相手候補を追撃して、11万6723票まで支持を伸ばしたものの、なお逆風下で14万7514票を獲得した相手候補に、3万0791票差で振り切られてしまい当選かないませんでした。また、「派遣の立場から社会を変える」と名乗りをあげた比例単独候補の池田一慶さんと共に、「保坂のぶとを国会へ」と社民党東京ブロック比例区では29万9032票(4・3%)と1議席に到達することが出来ませんでした。地元杉並区をはじめ東京、全国で熱心に応援してくれた皆さんの努力にもかかわらず、国会の議席を獲得することが出来なかったことを大変に申し訳なく思います。 まだ、昨日までの熱気の余韻が残っていて、人と人がつながり、また力を合わせることの凄さと、その可能性を感じています。民主党、国民新党、生活者ネット、無所属など

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    blackdragon 2009/08/31
    政界再編までがんばれ!
  • 「西川更迭」でなく、「鳩山更迭」を選択した麻生総理

    午後4時30分 記者会見で15日の視察を発表(長谷川憲正国民新党副幹事長と) 鳩山邦夫総務大臣が辞任した。「西川善文日郵政社長の更迭」を求めて、どこまでも突っ張ってきた鳩山大臣だったが、麻生総理との会談後に総務大臣を辞任することを表明した。3回の総裁選挙で部長をつとめた太郎会の会長である鳩山氏の首の方が、数々の不透明な契約手続きにもとづく不動産取引を行ってきた西川社長の首よりも軽かったということになる。また、麻生総理が文字通り口先三寸の意気地なしであり、「郵政民営化に反対だった」と音をもらし、小泉純一郎元総理に叱られると尻尾をまくように、「政局にするぞ」という脅しに屈したということではないか。 国民の目から見れば、「かんぽの宿疑惑」はわかりやすい話だ。民営化にはつきもののインサイダー利権が存在し、最初から「オリックスありき」の出来レースが展開されたという証拠は、私たち野党の追及や総務

    「西川更迭」でなく、「鳩山更迭」を選択した麻生総理
  • 非正規を切る一方、期間工を募集するキヤノン大分工場

    今日は午前中から「派遣・非正規雇用問題」で厚生労働省と約3時間のやりとりをして問題点が浮かび上がってきた。実は、キヤノン大分工場でとんでもないことが起きている。すでに報道では、キヤノン大分工場で働く派遣業者や業務請負業者が派遣・請負社員を送り出していた1000人の契約を解除すると通告していた。契約期間は来春まである人も、一方的な解雇予告で12月には寝起きしている寮も出るように言われているという。労働組合を結成した若者二人が今日、国会議員会館を訪れ厚生労働省への申し入れを行った。驚いたのは、こうして生首を飛ばす一方で、大分キヤノンは、期間工の募集を同時に行っているということだ。ハローワークで募集している求人だけでも、大分キャノンが期間工100人の募集を行い、また大分キヤノンマテリアルも50人を募集している。今日の中途解約を通告された労働者のヒアリングからは、「直接雇用の期間工を募集していると

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    blackdragon 2008/12/06
    またお手洗いか。
  • なぜ、自民党による事前検閲が悪いのか

    一昨日のブログで『役所の「資料提出」に自民党の事前許可制が』と問題提起をしておいたことが、今朝の朝日新聞の一面記事になっている。「どこどこ日記」の読者は少し早めに「ニュースの核心」に触れるチャンスがあり、重要なのは「問題の文書」の内容を一部でなく、全部することが出来る。今日は何が問題なのかを、★(保坂展人コメント)を挿入して、じっくり指摘してみたい。 [資料] □省限り□ 資料要求への対応について 平成20年9月12日 (農林水産省)大臣官房総務課 日(衆)(自)国対から、内閣総務官室を通じて、別紙(※)のとおり依頼がありました。つきましては、別紙依頼については、当面、以下の手順のとおり対応してください。 なお、対応を変更する際には、また追って連絡いたします。 【手順1】 資料要求を受けた担当部局においては、要求された資料が既存資料の活用で可能であるか否かを、官房総務課へ連絡する。 ★

  • 失言三連発、中山大臣の時代錯誤と麻生総理の共通点

    麻生新総理の分身とも言うべき復古主義者が国土交通大臣となって、言いたい放題の就任記者会見をやった。成田空港問題で国策と反対運動の長い対立と衝突をへて、反対住民とも対話を進めようとしてきたこの間の歩みを「ゴネ得」と言って、すべてを切り捨てた。発言後、「経過をよく知らなかった」と言っても遅い。知らないことについて責任者が簡単にモノを言うなと言いたい。「戦後教育の弊害」と結びつけたあたりは、「ピント外れ」(堂暁子千葉県知事)そのものだ。「日民族は単一民族」と発言してアイヌ民族を踏みにじる発言は、先の通常国会で「アイヌ民族を先住民族とすることを求める国会決議」が衆参両院で全会一致で議決されたことを知らずにいたとしか思えない。「日教組の子どもは、成績が悪くても先生になれる。だから大分の学力は低い」と放言したのも、何らの根拠のあることではなかった。今日は、国土交通省にアイヌ民族、千葉県知事、日教組

  • ワーキング・プアⅢを見て、「雇用保険改革」元年へ

    1昨年から大きな話題を呼んだワーキングプアのシリーズの『ワーキングプアⅢ 解決への道』が昨年放送された。記録していたビデオを昨日、じっくり見ることが出来た。1年半前に「雑誌拾い」をしていた路上青年は、東京都三鷹市の街路清掃の仕事に就いて、日給7千円×10日の収入を得るようになっていたが、まだ路上生活は続けている。画面には出てこない多くのことがあったに違いない。ひときわ寒い冬となっている今年、今も路上にいるのだろうか。番組では、イギリスの雇用政策やアメリカのワーキング・プアの実態、そして、英国の非正規雇用などを多角的に描いていた。再放送が予定されているようなので、見逃した方は是非チェックしてほしい。(1月6日午前10時BS2で) さて、この2年間、私は個人加盟の労働組合や、「反貧困」を掲げるグループの集会などで必ず「雇用保険改革」について言及してきた。「雇用のセーフティーネット」であるはずの