印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 情報処理推進機構(IPA)は12月25日、5万8861文字に及ぶ漢字の文字コードの国際規格化が完了したと発表した。国際標準化機構(ISO)が22日に発行したISO/IEC 10646の第5版に盛り込まれ、従来は外字作成などで対応せざるを得なかった漢字をコンピュータで扱えるようになる。 漢字の文字コードの国際規格化は、特に人名や地名などに使われる複雑な漢字の正確な表記をコンピュータで可能にすることを目的に、IPAや内閣官房IT総合戦略室、経済産業省らが2010年9月から推進してきた。実際には、コンピュータで必要な約6万の漢字を洗い出すことを目的とした2002年からの経済産業省の調査事業「汎用電子情報交換環境整備プログラム」がもとになってお