猫は5000〜7000年前から家畜として人と暮らしてきました。犬は3万2000〜1万8000年前からですので、犬よりも猫は野生の環境で暮らしてきた歴史が長いことが分かります。そのため犬はもともと肉食動物でしたが人と暮らす中で雑食動物へと変化し、猫は現在も完全肉食動物のままです。 犬は群捕食者といって群れになって獲物を狩るのに対し、猫は単独捕食者といって単独で獲物を狩る捕食傾向があります。犬は「間欠採食」といって一度にたくさん食べて、その後はしばらく食べない(食べられない)という食事方法をしますが、猫は「少量頻回採食」といって少ない量の食事を数回にわけて食べる食事の仕方をします。