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ブックマーク / satoshi.blogs.com (30)

  • Life is beautiful: エンジニアにも分かる「アベノミクス」

    (理科系の友人が多い)Facebook の方で「アベノミクスの正体を誰か解説してくれ」という話題が盛り上がっていたので、私なりに「エンジニア向け」の解説をしてみる。まずは基礎知識から。 1. 経済学数学・物理学との違い 経済学が相手にしているのは「人間の行動」であり、数学・物理学のように、基的な「定理」を積み上げて現象を予測することが不可能だ。基的には「経験則」に基づいて人々の行動を「予測」するしかない点が、学問として物理学とは大きく違う。 2. 景気にかかる「正のフィードバック」 経済学が対象とするものの一つに「景気」がある。景気の尺度には、GNP、物価、株価、失業率など色々とあるが、常に「正のフィードバック」がかかる性質を持っており、これが色々な問題を引き起こす。 「不動産価格」が一番分かりやすい例だが、不動産の価格は、より多くの人が「将来は不動産の価格が上がる」と思うとそれを先

    bn2islander
    bn2islander 2013/03/19
    "騙される人が十分にいれば実際に景気が良くなってしまう" つまりはニセ科学ですね
  • 東京電力を破産させられないような国ではベンチャー企業は育たない

    ウォールストリート・ジャーナルは、「自由主義経済の国であれば、東電は破産させた上で被害者を救済するのが当然なのに、東電という会社を救済しようとしている日はやはり社会主義」と痛烈に批判している(参照)。 私自身、昔から「日は自由主義経済の衣をかぶった社会主義」だとは思って来たが、この何かというと「大企業や既得権者を守る」姿勢が、「大企業の正社員とそれ以外」という社会の二重構造を生み、経営陣の「逃げ切りメンタリティ」を助長し、来ならば国の発展の原動力となるべき「ベンチャー企業」の活躍を阻止していることは注目に値する。 日政府は、ときどき思い出した様に形だけの「ベンチャー支援」のようなものをするが、ベンチャー・ビジネスを活性化するのに最も大切なものは、国からの支援なんかではなく、「自由競争」である。日では、既得権者が官僚と癒着して、さまざな規制や免許制度で市場への参入障壁を高くしてベン

    bn2islander
    bn2islander 2011/05/19
    よく分からないんだけど、東電を破産させて得たお金で被害を救済できるものなのかね
  • Google WaveがHTML5ブラウザーへのシフトを加速する

    Internet Explorer 3.0/4.0 の開発に関わっていた人間として言うのも変な話だが、そろそろIEには主役の座を降りてもらった方が良いと思っている。いろいろな要因がからみあって今の状況があるわけで、その部分について今さらここであれこれ言うつもりはないが、実際のところ、 IEが他のブラウザー(Safari/Firefox/Chrome/Opera)と比べてHTML5やCSS3のサポートに関して大きく遅れている そもそもIEの進化のスピードが(というかMicrosoftから出る製品すべての進化のスピードが)遅すぎる にもかかわらずIEのシェアが大きいため、業界全体の足を引っ張っている という現状があることは誰にも否定できない。 HTML5やCSS3の新しい機能により可能になる新しいウェブアプリをどんどんと作って行きたいと考えているエンジニアは私だけではないわけで、その意味では「

    bn2islander
    bn2islander 2009/10/10
    一般ユーザーに取ってはウェブアプリケーションなど何の意味もないと思うんだが
  • 「Flash vs. HTML5」という構図がはっきりと見え始めたぞ、と

    業界関係者(特にスマートフォン関係の仕事をしている人たち)少し前からすでに気がついていた話だが、今回のAdobeからの一連のアナウンスメントで明らかになってきた「HTML5対Flash」という構図。とてもワクワクする戦いだ。 ウェブ上のリッチコンテンツという分野でリーダーシップ・ポジションを取りながらも、「無料Flashゲーム」と「ウェブサイトの見栄えをちょっと良くするアイ・キャンディ」というニッチなポジションに一度は追いやられるように見えたFlash(数年前の話)。しかし、動画フォーマットがReal Networks、MicrosoftAppleの三強いの間で中に浮く隙間を付いた戦略で、見事に「ウェブ上のマルチメディアのデファクト・スタンダード」のポジションをがっちりつかんだかに見えるFlash(現在)。しかし、その地位も安泰ではない。 Adobeにとって一番頭の痛い問題はiPhone

    bn2islander
    bn2islander 2009/10/07
    スマートフォン以外ではFlashが圧倒的なのではないだろうか。つまり、DOCOMO携帯も無視できない
  • マーケティングともの作りの話

    「マーケティング」という言葉を聞くと「商品に関する情報を顧客に向けて発信する」だけと考える人が多いが、マーケティング部門の役割として同時に重要なのは、顧客のニーズをきちんと探り出して「何を作るべきか」という部分に反映させること。 ちょうど今読んでいるHarard Buisness Reviewにとても良い例が出ていたのでその紹介。 米国のペンキ会社が、競争相手に安売り競争を仕掛けてられ、「利益を削ってでもマーケットシェアを維持すべきか」という厳しい選択に迫られていた。その時にその会社のマーケティング部門が調べ出したのが、主な顧客である塗装業者が何にお金を使っているかというデータ。 そのデータによると、ペンキそのものは経費の15%にすぎず、大半は人件費だという。それも、ほとんどのケースで、一度塗ったペンキを十分に乾かすために、次の日にもう一度現場に足を運んで二度塗りをしているためによけいな人

  • ジャパネットたかたは日本のスティーブ・ジョブズか?

    高田社長は、商品の性能を細かく説明するより、その商品を購入することで、一家にどんな幸せが訪れるかをイメージさせることに心を砕くのが常だ。【【12】ジャパネットたかたの当のすごさ:NBonline(日経ビジネス オンライン)より引用】 二人に共通するのは、「持つ喜び」「それによってもたらされるライフスタイルの変化」にちゃんと注意を払ってセールストークをすること。見習うべきところはたくさんある。次ののタイトルは「おもてなしの販売術」にするか。ジャパネットたかたさん、スティーブ・ジョブズとの対談入りで。

  • ビル・ゲイツの引退と「ソフトウェア・ビジネスの興亡」と

    シアトルでの先週の一番の話題は、やはりビル・ゲイツの引退。すでに一年前から予告されてたと言え、シアトルの経済発展にこれだけ貢献したマイクロソフトを作った男だけに、メディアは大騒ぎだ。 ビル・ゲイツが成し遂げたことの偉大さを最も顕著に表すのは、「Fortune Favors the Bold(邦題:知識資主義←とても良いビジネス書なので一読をお薦めする)」の中の次の一文。 Bill Gates stands as the symbol of this new era. For all of human history the richest person in the world has owned natural resources - land, gold, oil. Bill Gates owns no land, no gold, and no oil. Owning neithe

    bn2islander
    bn2islander 2008/07/01
    "知的プロセスをコントロールすることより世界一の金持ちになった" やや疑問。新聞王ハーストはどうなんだろ。「知的プロセスをコントロールする」と言うのはコンピュータ屋の専売特許ではなく、メディアも同じかと
  • Life is beautiful: 自分で考える前にググっていませんか?

    つい先日、興味深い話を聞いた。ある大学の授業で「デジタル・コンテンツ・ビジネス」というテーマで小論文を宿題として書かせたところ、同じような内容の小論文ばかりが集まったという。その原因を調べたところ、「デジタル コンテンツ ビジネス」のキーワードでググると上位に来る私の過去のエントリーの内容がほぼ丸写しにされていたという。 日の学生の勉強に対する態度なんてそんなものなのかも知れないが(それはそれで憂うべき話だがその話は別の機会に)、少し心配になるのがどんな気持ちでその手の「コピペ」をしているのか、という点である。確信犯的に「徹底的に手を抜きたいからコピペしているだけ」ならまだ許せる。私が問題視するのは「自分で考える前にまずググる」習慣であり、「ググれば答えが見つかるにちがいない」という錯覚である。 暗黒時代とも呼ばれる中世ヨーロッパで科学の進歩があんなにも長い間低迷した原因の一つは、あの時

    bn2islander
    bn2islander 2008/06/19
    検索キーワードを考えると言う行為も、立派な「自分で考える事」だと思うけど
  • AJAXでコジャレたホームページ作り、その2

    わずか営業日二日という、私としては例外的に短い日出張の後は、シアトルには帰らずポートランドに直行し、Railsカンファレンスに参加だ。 時差ぼけの頭でObjective-Cのプログラミングは辛いので、眠気覚ましに「Javascriptでコジャレたホームページ作り」に再挑戦。 先日のものより改良したのは以下の三つ。 1) サムネールを個別の画像として取得せずに、一つの画像として取り込んで切り刻んで表示 2) ダミーのイメージファイルを使って、テキストのアンダーラインとアニメーション領域の下部を一致させる 3) ianime.jsのベジエ・アニメーション機能を最大限に使って、よりオシャレにする。 出張中で仮想Windowsを積んでいないMacBookしかないので、Mac版のSafari/Firefox/Operaでしかテストをしていないが、それなりに動いている。それに加えて、1)のおかげでi

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    bn2islander 2008/06/04
    眠気覚ましに出来るのかorz
  • 素朴な疑問:「官僚=政治家のブレイン」という形で三権分立が成り立つのだろうか?

    数年前のものだが、Harvard Business Reviewの"What You Don't Know About Making Decisions"という記事を読んだ。多くの企業や政府で日々なされる意思決定が、関係者の努力にも関わらずどうしてしばしば間違ったものになるのかを、具体的な例を挙げて考察しているなかなか興味深い論文だ。 この論文において、筆者が最も強く批判しているのは、意思決定のプロセスにおいて、ある特定の方向に意思決定をさせようと強く思っている人、もしくは利害関係を持つ人に資料作りをさせること。そういう立場に置かれると、自分の意見をサポートするデータを強調し、自分の意見に反するデータを隠そうとするのが人間の常だと筆者は主張する。特に「自分の意見を採用してもらう」ことが昇進などに結びつくカルチャーを持った組織に置いては、その傾向が強まり、バランスがとれた資料などは期待できな

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    bn2islander 2008/05/28
    議員の立法機能の拡大という話になりやすいのですが、議院内閣制の理念に照らすとそれほど望ましいとは思えません
  • じょうずな討論会のやり方

    今日の討論会を見て思ったのは、明石家さんまのやっている番組「恋のからさわぎ」「踊るさんま御殿」のやり方がうまいということ。これらの番組では、あらかじめお題について回答させておき、その回答に対する詳細説明として話をしてもらう。 【IPAフォーラム2007 - 発声練習より引用】 全く同じ情報を得ながら、そこから学ぶものが大きく違うということは良くある。「恋のからさわぎ」は何度か見たことがあるが、あれがシロウトの頭を真っ白にしないための綿密な手法だとは全く気がつかなかった私はいったい何を見ていたんだろう^^;。 とにかく、これは当に使えそうなので今度機会があったらぜひとも試してみたい。CTIA wireless (Cellular Telecommunications & Internet Association Wireless)みたいな思いっきりまじめなカンファレンスで「恋のからさわぎ方

    bn2islander
    bn2islander 2007/11/06
    これは面白い観点ですね
  • Life is beautiful: 私のとっておきのプログラミングスタイル

    404 Blog Not Found の「LiveCoding に学ぶプログラミングの三原則」を読んでいたらどうしても書きたくなったので。あくまで私のスタイルなので、参考にするもしないもご自由に。 1. スタードダッシュでできるだけはやくめどをつける 学生時代から夏休みの宿題は7月中に終わらせていた私とすれば、ラストスパートよりはスタートダッシュで勝負する。どのみち、どこかで思いっきり頑張らなければならないのであれば、締め切り間際ではなく、スタート間際に頑張るべきというのが私のポリシー。十週間のプロジェクトであれば、最初の二週間が勝負。そこで八割がたのめどをつけておき、後は流す。最初の二週間がめどが立てられなければ、十週間で完成できる可能性は低いと考える。常にそういう姿勢でいれば、締め切りぎりぎりになって致命的な欠陥が見つかって痛いめにあったり、当は大幅な設計変更をすべきなのに応急処置で

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    bn2islander 2007/09/16
    スケジュール管理の要諦
  • 日本の受験システムが日本をダメにしている

    IT-Plusの『「在学歴」を学歴とする風土が生み出す必修科目逃れ』は、まさに私が前々から指摘したかった日教育システムの問題点を的確に表す良いコラム。しかし私は、この日の「在学歴学歴とする風土」の悪影響は、単なる必修科目逃れにとどまる話ではなく、日の企業の国際競争力、しいては日の国力そのものを奪うことになっている、と常々思っている。 この「大学受験」という一発勝負で、その人の一生が大きく左右されてしまうという状況が作り出しているのが、受験地獄とその後の人生の二極化。 小学生低学年のころから塾に通わされて、自分が当に好きなこと得意なことは何なのかを発見できず、人生の楽しみ方とか自分なりの価値観とかを学ばずに大人になっていく子供たち。親の言うままに一生懸命勉強して、一流大学に入学し、それを「一流企業へのパスポート」として一番大切な時期に勉強もせずに遊びほうける大学生。自分のキャリ

    bn2islander
    bn2islander 2006/11/06
    本当に問題にするべきは就職システムであり、正社員制なんだけど
  • 組み込みLinuxで遊ぶ(ARCHOS PMA400)

    少し前のエントリーで、「ハードディスク付きのembedded Linuxの開発環境も整ったし」と書いたが、そのデバイスがこのARCHOS PMA400。ポータブル・メディア・プレーヤーとして市販されていながら、開発環境もちゃんと提供されているところがとても良い(参照)。「Embedded Linuxで遊んでみたいが、高価な開発ボードや開発環境を購入するのはちょっと」と思っている人には最適かもしれない(ARCHOSのオンラインストアで$499で購入できる)。 ちなみに、日では一時、SharpのZaurusが「世界初の Linux PDA」ともてはやされていたが今はどうなっているのだろう。ヨドバシカメラに行くたびにPDA売り場が狭くなって行くのを見ていると、やはり、携帯電話、iPod、電子辞書、のように一つのことをキチンとこなすデバイスの方がユーザー・エクスペリエンスの面で優れているのだな、

    bn2islander
    bn2islander 2006/08/05
    Linuxで動いているのか。好きな人は好きそうと言うか、できる人は存分に使いこなせるんだろうな
  • YouTubeはメディアビジネスに対する進化圧

    最近日経新聞(朝刊)でYouTubeに関連した記事を見かけることが多くなりました。日のマスコミが同社を注視し大きく報道することに関して、YouTubeファンとしては多少複雑な心境です。正直私はGooleよりもYouTubeの将来の方が興味深々です。中島さんの視点をお借りすれば、NBC(米国3大ネットワークの一つ)は進化圧に敏感だと言えますね。 そうですね。「決まった時間に電波で放送される番組を見る」スタイルが既に若い人たちのライフスタイルとは大きくずれ始めている。DVDレコーダーに蓄積して見ることすら時代遅れになりつつある。そんな大きな潮流に短期的には逆らうことは出来ても、長期的には無理でしょう。 そこで、そんな潮流とどう折り合いを付けていくか、どの辺りが落としどころか、を見つける必要があります。YouTubeと提携することにしたNBCにしろ、iTunesでコンテンツを販売することにした

    bn2islander
    bn2islander 2006/07/03
    「何兆円もの税金で延命措置をほどこされた日本の銀行」完済の時期も近づいているみたいだけどね。
  • Life is beautiful: Edward Tufteに学ぶプレゼンのスキル

    「スティーブ・ジョブスに学ぶプレゼンのスキル」は、このブログの人気エントリーの一つだが、ことプレゼンに関して私が師と仰ぐのはEdward Tufteである。日ではあまり名が売れていないようだが、米国では「データのプレゼン技法」に関しては第一人者で、も何冊も書いているし、全米各地でセミナーも行なっている。 私自身も、一日セミナーに参加したことがあるが、膨大な量の実例を集めて、それぞれのどこが優れているか、どこがダメなのかを的確に分かりやすく説明してくれるTufteは、まさに「プレゼンの神」であった。彼からは色々なことを教わったが、特に心に残り、今でも常に実戦しようと心がけていることは、 ・文字に頼らず、図を効果的に使うこと ・一度に見せる情報量を絞ること ・意味を持った色使いをすること の三つである。特に最後の「色も情報を運ぶことができる」という点は、それまで意識したことがなかっただけに

    bn2islander
    bn2islander 2006/06/30
    フランス軍の行軍のプレゼンがすごいな
  • Life is beautiful: Amazon AffiliateがGoogle AdSenseに勝てる理由

    今まで、このブログでも何回もGoogleMicrosoftを比較して、Googleにばかり軍配を上げてきた私だが、Googleに弱点が全く無いと思っているかというと決してそんなことはない。そこで、今日はこのブログでも採用しているAmazon AffiliateとGoogle AdSenseとを比較した場合、どうして私が「長い目で見たらAmazon Affiliateの方が強いかも知れない」と思っているかを述べてみたい。 まずは、このブログでの過去数ヶ月の実データを元に、Amazon Affiliateの結果をまとめると以下のようになる。 ・測定単位: 10万ページビュー ・クリック数: 約2500クリック ・注文数: 約150点 ・アマゾンの売り上げ: 約25万円 ・紹介料: 約1万5千円 まあ妥当な数値である。クリック率は約2.5%。クリックから実際の注文へのコンバージョン率は約6%で

    bn2islander
    bn2islander 2006/06/20
    Googleの弱み
  • Life is beautiful: Windows95と地上の星

    Windows95の開発の総責任者であるDavid Coleから開発の主要メンバーに緊急召集がかけられたのは、Windows95の開発も大詰めを迎えた1994年末のことである。 Shell(デスクトップ、エクスプローラ、スタートメニューなどのユーザーインターフェイス)の開発を担当していたSatoshiは、いままでの経験からこの手の緊急招集が良い知らせでないことはないことは知っていた。 David Coleが深刻な顔をして緊急招集の理由を説明し始める。Windows95そのものの開発は順調に進んでいるが、Windows3.1との互換性の維持が思うように進んでいないのである。 「このままだと、95年中にリリースすることはできない」 深刻な問題である。既に当初の予定より1年以上遅れているWindows95のリリースをさらに遅らせて95年のクリスマスシーズンを逃すことはOffice95を同時にリリ

  • 「ウェブ進化論」はなぜ「書籍」として出版されなければならなかったのか

    梅田望夫氏の「ウェブ進化論」は、「次に日に出張した時に読む」としてアマゾンのウィッシュリストに入れておいたのだが、昨日になって梅田氏人からが贈られて来た(感謝、感謝)。ついこの前もSixApartの「ブログオンビジネス」でほとんど同じようなことを経験したので、妙なデジャブ感覚を味わいながらの一気読みである。 梅田氏とは一度だけ事を一緒にしたことがあるのだが、その時に一番印象に残った言葉は、「コンサルタントという商売は並大抵の忍耐力ではできない商売ですよ」という言葉。このを読んでも伝わってくるが、「今ウェブの世界で何が起こっているか、何が起ころうとしているか、なぜGoogleがあれほどの株価総額を持つのか」というごく単純なことを理解できない、理解しようともしない人がこの世の中にはたくさんいて、そういった人たちに当の意味で有意義なコンサルタントサービスを提供したり、説得したりする

    bn2islander
    bn2islander 2006/02/15
    複数のテーマを平行に語るのはブログの方が向いているけど、一つのテーマをじっくりと掘り下げるのは書籍の方が向いている。と思うのは俺が旧人類だからかもしれない
  • Life is beautiful: Google OS を妄想すると未来が見えてくる!?

    先週、ソフトウェア・エンジニアではない人たちが参加している飲み会でOSの話をする機会があったのだが、自分で説明しながら一つ自分の頭の中ではっきりしてきたことがある。私なりの 「Google OS」の解釈である。今までも、漠然とは理解したつもりでいたのだが、他人に説明することにより、私の頭の中でより明確化して来たので、ここに書いて見ようと思う。 OS(Operating System)とは、一口で言えばコンピューター上にあるファイル・システム、グラフィック・ユーザーインターフェイス・システム、タスク管理システム、などの各種システム・サービスの集合体のことである。ユーザーはユーザー・インターフェイスを介して、プログラマーはAPIを介して、それらのサービスとやり取りをする。 従来型のOSにおいては、そういったシステム・サービスは全て対象となるコンピューターそのものの上で実装されていた。そのため、