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第115回 2008年景気展望(2) 景気が後半に上向く理由 経済アナリスト 森永 卓郎氏 2008年1月11日 前回は2008年前半の景気を展望したが、それに続いて今回は後半の景気を展望してみよう。 今年前半の景気は低迷するとわたしは述べたが、後半の景気については楽観視している。ただ、誤解しないでいただきたいのは、景気が上向くといっても、あくまでも株価や地価が上がり、日本経済全体がやや活気を取り戻してくるという意味だ。景気回復の恩恵を受けるのは大企業や金持ちなどのいわゆる「勝ち組」であって、一般庶民の家計は、まだまだ我慢の時期が続くだろう。 では、なぜ後半の景気が上向くかといえば、これまで景気を足を引っ張ってきた悪い材料が出尽くすためだ。そのポイントは五つある。 サブプライム・ローン問題の行方 原油価格の今後の推移 米国への投資資金の流れ 日本における増税 日銀福井総裁の
争点なき参院選に絶望した財務省若手官僚からの電話 先週、財務省の官僚だという27歳の青年から、田原さんに聞きたいことがあると僕の事務所に何度も電話があった。切実感があるなと感じたので、僕は彼の携帯に電話をかけた。 この参院選はいったい何なのか 彼はいきなり「選挙というのはいったい何なんですか?」という。どういうことか聞くと、「今度の参議院選挙では、日本国にとって、あるいは国民にとって、大事なことは何一つ争点になっていない。どうでもいい問題ばかりが争点になっている。これはなぜなんでしょう」ということだった。 大事な問題とは、800兆円に及ぼうとする国債や地方債をどうやって処理するのかという問題。また、これからの人口減少社会にあたって日本の産業はどうすればいいのだろうという問題。2050年になると、日本の人口は4分の3になるといわれている。働く人口が10年で300万人、20年で600万
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