JavaのバージョニングはJava SE 6で大きく変わりました。例えば,J2SEの2が廃止されたことや,小数バージョンが無くなったことなどがそれを示しています。 J2SE 5.0がリリースされた時には,まだ5.1がリリースされる予定でした。しかし,5.1はキャンセルされ,その代わりメジャーバージョンアップの期間が短くなりました。 J2SE 1.4までは,メジャーバージョンアップでAPIの追加やパフォーマンス向上などが行われてきました。そして,マイナーバージョンアップでパフォーマンス向上,アップデートリリースがバグフィックスや脆弱性に対する修正などで構成されていました。例えば,現在のサーバーVMでデフォルトになっているMostly Concurrent Mark & Sweep GCはJ2SE 1.4.1で導入されています。 しかし,マイナーバージョンアップが無くなってしまったことで,パフ

