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はじめに 本稿は、JRubyに固有の特徴を説明し、JRubyをJavaのクラスを利用するための簡易な言語として使えるようにします。JRuby一般の解説については『JRubyチュートリアル』などを参照してください。本稿はJRuby 1.0.2について書かれましたが、JRuby 1.0.3にも適用できます。対象読者 読者は、RubyとJavaの基礎知識があると仮定します。文字エンコーディング JRubyは、文字をUTF-8扱いするか、それとも1バイトずつの列として扱うか、二通りの指定が-Kオプションや$KCODEで可能です(少なくともJRuby内部で指定を受理する部分はそのように作られています)。しかし、今のところ、その指定はほとんど意味をもっていません。 正規表現やinspectメソッドは、指定にかかわらず、文字列をつねに1バイトずつの列として扱います。getsやputsなどでも文字列をバイ
既報のとおり、2007年6月10日(米国時間)、待望のJRuby 1.0がリリースされた。近々同リリースに対する修正要求やパフォーマンス改善を実施したマイナーリリース版JRuby 1.0.1が公開される見通しになっているわけだが、現在同プロダクトの開発MLにおいて将来リリースするバージョンが対応するJavaを、J2SE 1.4.2からJ2SE 5.0へと変更するべきかどうかが議題に挙がっている。 JRuby 1.0はJ2SE 1.4.2をベースに開発されている。このため、J2SE 5.0以降で導入されたアノテーション、ジェネリック、複数引数、列挙といった機能は使われていない。実装上の問題としては、J2SE 1.4.2には並列処理に対応したクラスが納められているjava.util.concurrentが用意されていない点が懸念されるところだ。J2SE 5.0以降であれば同パッケージのクラスを
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