道東自動車道(道東道)の夕張−占冠間(34.5キロ)が29日午後3時に開通するが、同区間を含む道東道の千歳恵庭ジャンクション(JCT)以東に給油施設がないことから、ネクスコ東日本道支社(札幌)は改めて、走行中の燃料切れに関し注意を促している。9月にオープンした占冠パーキングエリア(PA)など、道東道の各PA・サービスエリア(SA)にガソリンスタンドまでの距離を示す案内看板を設置するなど、啓発に力を入れている。 道内でガソリンスタンドを併設しているのは道央道の輪厚PA、砂川SA、有珠山SAの3カ所のみ。十勝−札幌間は200キロ以上あるが採算性の問題で、道東道のPA・SAにガソリンスタンドは設置されていない。道東道にいったん入ると、途中で降りて給油するか、道央道のPAまで無給油で走行しなくてはならない。 同支社は夕張−占冠間の開通を前に啓発活動を強化。占冠PAの案内看板には、輪厚PA、砂川S