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書評に関するbogenschiessenのブックマーク (3)

  • asahi.com(朝日新聞社):老いの性愛、法皇の執念 渡辺淳一が新刊「天上紅蓮」 - ひと・流行・話題 - BOOK

    老いの性愛、法皇の執念 渡辺淳一が新刊「天上紅蓮」2011年7月29日渡辺淳一=郭允撮影著者:渡辺 淳一  出版社:文藝春秋 価格:¥ 1,680 ■晩年描く文学に「まだまだ可能性」 権力の絶頂にある白河法皇と48歳年下の藤原璋子(たまこ)(のちの待賢門院)の愛を描いた渡辺淳一(77)の『天上紅蓮(ぐれん)』(文芸春秋)が刊行された。自らの老いの実感を重ねた作品で、許されないものがない法皇のふるまいからは、高齢者の性愛の可能性を考えさせられる。 作品のなかで法皇と璋子が最初に関係を結ぶのは、それぞれ62歳と14歳のとき。「自分のことを振り返っても、62歳は燃えさかっている。若い世代には見せていないだけです。璋子という対象を得て、持てる力をすべて使って法皇が何をするのか。自分の生の有限性を意識するからこそ、男の一途な愛は執念となる」 法皇は璋子を皇后にするため、自分の孫にあたる鳥羽天皇に璋子

    bogenschiessen
    bogenschiessen 2011/07/31
    記事内『中国では「情愛大師」とも呼ばれる渡辺』 先駆者ですね!近影を見たが歳をとられたご様子。77才だもんな。まだ読んだことないけど、これからも活躍の期待大!!
  • 【レビュー・書評】世界の宗教がざっくりわかる [著]島田裕巳 - 新書の小径 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

    世界の宗教がざっくりわかる [著]島田裕巳[評者]谷束[掲載]週刊朝日2011年6月17日号著者:島田 裕巳  出版社:新潮社 価格:¥ 756 ■無宗教が世界を救う? 日人はふだんあまり関心がないが、宗教というのはおおかたの国では想像以上に重い。政治も生活も大きく左右するし、もめごとのタネにもなる。特に9・11テロからこっち、世界中でその存在は大きくなっている。ってまあそうなのだが、宗教オンチのこととて、やっぱりよくわからない。書は世界の主な宗教の成り立ち、それぞれの世界観や他の宗教との関係など、複雑にからむ宗教のツボを教える解説書である。 まずもって驚くのは、なじみのある宗教でも誤解だらけだってこと。一神教の代表選手みたいなキリスト教は、実は多神教の性格を多分にもっているし、私たちが当たり前と思っている出家制度は仏教とキリスト教ぐらいにしかない。多くはそもそも聖俗の区別などなくて

  • 『おじさん・おばさん論』 海野弘著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    書のタイトルに虚を衝(つ)かれたが、ページをめくり、冒頭の次の言葉には膝を打った。 「(今日では)だれもおじさん・おばさんになりたがらず、なることをおそれている」「おじさんはくさく、おばさんはださい。だから、いかにしたらおじさん・おばさんにならないかを女性誌、男性誌が特集し、が書かれる」 一章では血縁のオジオバは学問上、どう扱われてきたかを調べる。母系社会では父親より母方のオジたちが重視され、オジは実子よりも姉妹の子どもを優先。この関係は父系が前提の我々には理解し難い。というよりも近代は、父から子へ財産を継承するのが、資を蓄積する仕組みに都合いい。そこで父系社会を選び、結果、おじさん・おばさんの影は薄くなった、と著者は考える。またオジオバとオイメイの関係も各個人の性格、状況などで当然、異なる。 二章は、そこで歴史的人物がオジオバから、どんな影響を受け、逆にオイメイにどんな影響を与えた

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