ブラジリアン・ローズウッド(学名:Dalbergia nigra、別名:ハカランダ、ジャカランダ)は、ツルサイカチ属の植物。ローズウッドの1つ。これらの木材は北米を中心とした国々で家具や楽器などで重宝される。 原産地ブラジルでの標準的な呼称は「jacarandá-da-bahía(ジャカランダ・ダ・バイーア、dáにアクセントがつく。バイーア州のジャカランダに似た植物の意味)」であるが、単に「ジャカランダ」(Jacarandá)とも呼ばれ、日本ではスペイン語風に「ハカランダ」と呼ぶ場合もある。なお Jacaranda (日本語「ジャカランダ」)の呼称は、紫色の花をいっせいにつけ街路樹としても知られる全く別系統の樹木(シソ目ノウゼンカズラ科)を指すことが世界的に非常に多く、注意が必要である。 サンパウロ市にあるサンパウロ植物園『Jardim Botânico de São Paulo』(ジャル