bashの内蔵コマンドだけでいかにRuby on Railsっぽいことをやるかというパロディ企画です。1000speakers:2デビューを狙ってましたが、発表者枠が分速で埋まったようなので、のんびりとブログで解説します。 今回は、予告どおり、bashでオブジェクト指向(もどき)を実現するしくみについて、使う側から解説します。bashでOO、略してbashOO(ばしょー)というところでしょうか。O/Rマッパー(もどき)など、Bash on Railsの多くの部分で利用しています。 前提:あくまでもbash 「bashでオブジェクト指向言語を作る」のではなく、「bashの解釈系のままで、オブジェクト指向っぽい書き方をできるようにする」のを目指しました。bashOOの呼び出しは、すべてbashのコマンドとして実行されています。 基本はObjectクラス 一般的な仕様どおり、bashOOでも、O