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ブックマーク / kuenishi.hatenadiary.jp (7)

  • Old Brains - kuenishi's blog

    そろそろ歳も40近くなり、老いについて考えることが増えてきた。たとえば10ヶ月も続く在宅勤務の中で少しでも運動をサボると左膝がすぐに痛みだしたり、うっかり水分を摂り忘れたりすると頭痛がきたりする。もちろん体重は史上ピークを記録し続けている。身体の老いについては、まあそういうものであるし、特に外見などに気を遣って生きてきたわけでもないからそんなには気にしていない。しかしながら、人間の人間たる由来はその精神や振る舞いにあると思っているから、そちらでの老いの方が問題だ。 前職までは大抵、わたし自身は年齢が1番か2番めくらいに若い職場で仕事をしていることがほとんどであった。ほとんど同年代か、10から20くらい上であることが多かったように思う。単に物理的な年齢もあるが、職業経験も私より長い人たちばかりであったので、教わることの方が多かったから、物事の考え方が揃っていたことが心地よかったということには

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    bopperjp
    bopperjp 2020/12/22
    オモチャをさわり続ける自由時間と意欲が明らかに20代に劣るんだよね。そりゃ負けるよね。
  • コードを書いて金を稼ぐ - kuenishi's blog

    初めてまともに携わったシステムはNTT研究所で作られていたCBoCといわれるものであった。内容について詳しくは述べないが、国内では割と先進的でありながらとにかくNTTの事業会社(割と稼いでいる)で使えるものを作ろうというものであった。この時期は研究所は研究だけしていればよいというものではなく事業貢献が求められており、論文になるような研究を生み出すだけでなくそれをどうやってビジネスにするかが重要視されていたのだと思う。このとき作ったものは実際に事業会社で使われ、退職の前後には年間数万円が口座に振り込まれるようになっていた。なお収入なので税金の扱いを間違えないように。しかし特許といえばガッポガポ…というイメージだがそんなに当たることはない。わたしが携わったそのソフトウェアは確かに使われていたが、事業会社のビジネスの中核を支えていくようなものにはならなかった。ならなかったのでメンテナンスフェーズ

    コードを書いて金を稼ぐ - kuenishi's blog
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    bopperjp 2019/12/09
    "ソフトウェアそのものを売って金にする時代はわたしは終わったと思っている。Sunが買収されMicrosoftもOracleもサービスを売り始めた。こういう例は枚挙に暇がない。"/ see https://www.youtube.com/watch?v=djcZpBIIaf8
  • Paxos-based replicationはEventually consistentではなくstrongly consistentである - kuenishi's blog

    ちょっと発言力のありそうな方がテクニカルに誤りを書かれていたので、ここでひっそりと訂正しておきたい。 このスライドの43ページ目に、 The problem with Paxos-based algorithm is that replications are eventual consistent. と、色付き文字で協調されて書かれている。このスライドで主張したいことの筋ではないが、Spannerの性能がよいこととは関係がなく、Paxosなどのレプリケーションと、トランザクションとの関係で誤解を広めそうなので指摘しておきたい。辻マサカリと言って差し支えないだろう。 PaxosはStrongly consistentであることがMade Simpleの論文で証明されている(Strongly consistentが何かはまた別の機会にここに書こうと思う)。ちょっと長いが引用しておこう。 T

    Paxos-based replicationはEventually consistentではなくstrongly consistentである - kuenishi's blog
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    bopperjp 2016/11/23
  • Erlangアプリケーションを node_package で簡単パッケージング - kuenishi's blog

    この記事はErlang Advent Calendar 2014の9日目の記事です。 Erlang/OTP でサーバー作ったあとのデプロイはわりと大変だ。リリースをわりと念入りに作っておいても、ディレクトリ構造がややこしかったりいろいろと面倒らしい。ぼく自身は運良くそういう問題はこれから紹介する node_package を使っているのであまり苦労をしたことがないのだが、リリースを作る大変さはすごいEを読めば書いてある。 すごいErlangゆかいに学ぼう! 作者: Fred Hebert,山口能迪出版社/メーカー: オーム社発売日: 2014/07/04メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る これを読んで、やっぱり自分がラッキーなことを再確認した。実際、うまくツールチェインを作りこんでも、 NIF があったりしてリリースを環境ごとにコンパイルしなければい

    Erlangアプリケーションを node_package で簡単パッケージング - kuenishi's blog
  • Riak Core の紹介 - kuenishi's blog

    Erlang アドベントカレンダー 2014の23日目の記事です。 Erlang/OTPでアプリケーションを書いていると、システムを冗長化するために複数ノードでうまく協調動作するようにさせるために、Distributed Erlangの上に構築されたFailoverやTakeoverを使う場面がいずれ出てくる。しかし、これらの仕組みは、Riakのようにシステムをスケールアウトさせたい場合には不十分だ。スケールアウトするシステムの質は アクセスしたいモノの物理的な位置を隠蔽して論理的な位置でアクセスできるようにする 物理的な位置が故障やスケールアウトのために変化しても常に追跡できて同じ論理的な位置でアクセスする アクセスしたいモノが偏らず、ほぼ均等に分散されている の3点がサポートされていることだ。これだけだといろんなものが該当するが、 Riak風に翻訳すると アクセスしたいデータがどのノ

    Riak Core の紹介 - kuenishi's blog
  • ビッグデータ基盤技術勉強会で喋ってきた - kuenishi's blog

    研究会が設立されるとか、前からそういう流れになるとは聞いていたが、今日(11日)に開催されたビッグデータ基盤技術勉強会に参加して発表してきた。招待してくれた川島先生には感謝しかない。それにしてもあれ研究会じゃないの、ビッグデータとかいまさら冠するなんて、なんというダサいネーミングセンスなんだと思ってはいけない。世間がやっと俺たちに追い付いてきたんだから、ダサいと思ってはいけない。飽きたころに慣れたものをやめてサッサと次に行っていいのは式年遷宮だけだ。 ぼくの発表もなるべく復習に徹して、研究会だからなにか新しいことを言わなくてもいい、インダストリアル枠だしわかってることを解説していこうというスタンスで解説した。詳細を省いているところも、語弊があるところもあるがお許しいただきたい。 さて丸一日盛り上がってワイワイやった後に、吉祥寺で番の会があって、そこでまた(いつもの)いろんな人と話した。そ

    ビッグデータ基盤技術勉強会で喋ってきた - kuenishi's blog
  • モダンErlang/OTP開発環境 2013 - kuenishi's blog

    とりあえずモダン○○といっとけばいいかなと思ったが、モダニズムとか言ってた頃からモダンという言葉には「最近の」「ナウい」とかその程度の意味しかないのでそんなにありがたい話ではないことにご注意いただきたい。大正とか昭和初期のオバちゃんが「いや〜モダンやわぁ〜」とか言ってたのと同じだ。今ではもうばあちゃんだな。 エディタ 世間にはエディタを巡って宗教対立が発生し、場合によっては宗教戦争になるそうだがErlang/OTPの世界においてはそれは起き得ない。なぜならEmacsがデフォルトの開発環境として推奨されており、メジャーモードが処理系のディストリビューションに含まれているからだ。さまざまな便利ショートカットが用意されているので M-x tempo- と入れて補完されるものを眺めるとよいだろう。 パスを通して (require 'erlang-start) (require 'erlang-fl

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