前回の L1 コンストラクトに続いて、今回は L2 コンストラクトをとりあげます。L2 は L1, L3 など関連する領域が広く、説明を要することがらの多いコンストラクトですが、今回は L1 との違いや構造など基本的なことについて説明します。 L1 もリソース、L2 もリソース はじめに押さえておきたいのは、L1 も L2 も個々のリソースを表すコンストラクトであるということです。 どちらも EC2 インスタンスや S3 バケットなどを TypeScript のクラスで表現しているという点では同じなのです。 L1 と L2 で異なるのは、抽象化の度合い、具体性です。 同じリソースを表すにしても、L1 は抽象度の低いローレベル (low-level, 低水準) なコンストラクトです1。 それにくらべて L2 は抽象度の高いハイレベル (high-level, 高水準) なコンストラクトです。
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