転換法とは、場合わけと背理法を組み合わせた証明のスタイルである。 命題A1→B1,A2→B2,A3→B3が成り立ち、かつ、 仮定A1,A2,A3のいずれかが必ず成り立ち、かつ、 結論B1,B2,B3のどの2つも両立しないとき、 元の命題の逆B1→A1,B2→A2,B3→A3 が成り立つことを導くという論法である。 命題が2つのときや、4つ以上のときも同様。 例えば、B1→A1を示すには、 B1が成り立つ →B2もB3も成り立たない → A2もA3も成り立たない → A1が成り立つ。 ということで、B1→A1が示される。 例:ある空港に到着したバスの乗客は次のように行動した。 A1→B1: (A1)ハワイ行きの飛行機に乗った客は、(B1)日本人である。 A2→B2: (A2)レストランに行った客は、(B2)イタリア人である。 A3→B3: (A3)おみやげを買った客は、(B3)トルコ人である
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