2002年2月の休止以来、10年ぶりの復活となる「RINGS 〜reincarnation 再臨〜」が9日、東京・後楽園ホールで開催された。 セミファイナルではリングス復活と時を同じくして、K−1で活躍した小比類巻太信が総合格闘技に転向して再デビュー。リングスUK所属のベン・アボットと対戦した。 しかし、小比類巻は開始すぐにタックルでテークダウンを奪われるとマウントポジションへ移行され、そこから脱出を試みるもバックにつかれ、最後はスリーパーで一本負け。総合デビュー戦はわずか1分22秒、これ以上ない苦い形での再出発となってしまった。 試合後、小比類巻は「1%も出せなかった」と反省の弁。「今日の結果を見て(次戦を)すぐやりたいとは言えない。反省してそれからです」と言葉少なに語った。 休憩明け、後半戦開始前には世界各地のリングスネットワーク代表からリングス再始動を祝うメッセージが上映された