ネットを見ているとよく思うのだが、無能を嫌う人は多い 「無能のせいで世の中がこうなってしまっている」 「有能な人間はそれに足を引っ張られている」 「だから無能は滅びろ」 みたいな人、結構見ると思う 正直、こういう「無能を嫌う人達」がさほど有能とは思えない 有能か無能かは相対的なもので、世の中の人を全て比較していけば99%の人は無能な人間だろう そして有能か無能かが相対的なものである以上、1%の有能な人だけを集めても、今度はその中で有能な人と無能な人に分かれてしまうだろう 無能が滅びるという事は人類が滅びるという事とほぼ同義だ 破滅願望を持つのは個人の自由だが、あまり建設的な意見ではないと思う 基本的に無能な人間が害をもたらすのは、自分が有能だと勘違いした時だけだ 自分の無能を自覚さえしていれば、無能であるが故の影響力の低さもあって、余程その人とその周囲が不運でなければ害は無い(たまにとこと