ポスコホールディングス、シリコン系負極材の生産設備構築に591億ウォンを投資=韓国(画像提供:wowkorea) 韓国の鉄鋼大手「ポスコ」の親会社「ポスコ・ホールディングス」は27日、シリコン系負極材の生産技術を有する子会社「ポスコシリコンソリューション」に対し591億ウォン(約62億2045万円)の投資を決定したと発表した。 イルマ の最新ニュースまとめ これによりポスコシリコンソリューションは6月、キョンサンブクド(慶尚北道)ポハン(浦項)市のヨンイルマン(迎日潟)工業団地に、年産規模450万トンにおよぶシリコン系負極材第1工場の建設を開始する。2024年上半期に完成予定だ。 負極材事業の多角化を目指すポスコグループは、シリコン系負極材事業を推進するため、昨年7月にシリコン系負極材の開発会社であるテラテクノスを買収。社名をポスコシリコンソリューションとした。 これと共にポスコホールディ
ポスコグループが固体電解質工場を竣工し、次世代二次電池の核心素材の先取りに拍車をかける。 ポスコグループは28日、慶尚南道梁山で、ポスコホールディングスのユ·ビョンオクエコ未来素材チーム長(副社長)、慶尚南道のキム·ビョンギュ経済副知事など50人余りの関係者が参加した中、ポスコJKソリッドソリューション固体電解質工場の竣工式を行ったと明らかにした。 ポスコJKソリッドソリューションは2月、ポスコホールディングスが全固体バッテリー向け固体電解質業者であるチョングァンと共同出資して設立した合弁法人で、今回の工場竣工を通じ、年間24トン(t)の固体電解質生産能力を備えることになった。 固体電解質は全固体バッテリーに使われる核心素材で、電池の陽極と陰極の間に位置した液体電解質を代替し、安全性とエネルギー密度を高めることができ、「夢の素材」とも呼ばれる。 エコ未来素材チームのユ·ビョンオクチーム長は
ポスコケミカルがOCIと組んで車載用電池用負極材の核心素材であるピッチの国産化に出る。これまで中国とドイツからすべて輸入していたピッチは石油や石炭を精製して作る炭素物質で、負極材の表面をコーティングする中間素材だ。ポスコケミカルとOCIの合弁法人P&Oケミカルは21日、忠清南道公州(チュンチョンナムド・コンジュ)の灘川(タンチョン)産業団地でピッチ工場建設に着工した。 P&Oオケミカルは2020年にポスコケミカルが51%、OCIが49%を出資して設立した合弁会社だ。半導体工程素材である超高純度過酸化水素と負極材用ピッチなど事業を推進している。P&Oケミカルは963億ウォンを投資して年産1万5000トン規模の負極材コーティング用ピッチ工場を来年竣工する計画だ。負極材コーティング用ピッチは融点が高い石油系製品を使う。充電速度を高め寿命を延ばすことができ、バッテリー性能に大きな影響を及ぼす。 韓
ポスコグループが次世代二次電池(バッテリー)の核心素材である固体電解質工場を作り、バッテリー市場の先行獲得に打って出る。 ポスコグループは合作会社であるポスコJKソリッドソリューションが慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)に電気自動車用全固体電池核心素材である固体電解質工場を着工すると14日に明らかにした。今年下半期から年間24万トンの固体電解質を生産する予定だ。 全固体電池はリチウムイオン電池の4大素材である陽・陰極材、電解質、セパレータのうち電解液とセパレータを固体状態のイオン伝導物質に変えた次世代電池だ。可燃性が高い電解液を使用しないため爆発の危険が低く、エネルギー密度が高い陽・陰極材の使用が可能になり、電気自動車の走行距離を画期的に伸ばすことができる。 これに先立ち、持株会社のポスコホールディングスは今年2月、韓国最高水準の固体電解質技術を保有する会社と全固定電池用固体電
ポスコケミカルとGMがカナダに正極材の合弁工場を建設、北米市場を拡大へ=韓国報道(画像提供:wowkorea) ポスコケミカルと米ゼネラル・モーターズ(GM)は8日、バッテリー用中核材料の供給網を北米で構築するため、カナダに正極材の合弁工場を建設すると発表した。 両社は2023年から、第1段階として4億ドル(USD、約461億7880万円)を投資し、カナダのケベック州ベカンクールに大規模な合弁工場を設立して、GMの電気自動車(EV)用バッテリー向けのハイニッケル系正極材を生産する。 これは昨年12月、両社が共同発表した、北米での合弁会社設立計画を具体化したもので、今後はGMのEV事業拡大により投資規模を段階的に拡大する予定となっている。 GMは2025年まで、北米で年100万台、世界で同200万台以上のEV生産体制を整える予定だ。このためLGエナジーソリューションとの合弁会社であるアルティ
ポスコケミカルは取締役会で、低膨張負極材の年産能力を7000トンから3万5000トンへと拡大することを決めたと発表した。 同社は1054億ウォン(約100億5517万円)を投資し、セジョン(世宗)市に建設中の天然黒鉛負極材の生産工場を、低膨張の負極材専用の生産ラインとし、2023年から量産を開始する計画だ。 低膨張負極材はポスコケミカルが独自開発した製品で、天然黒鉛を原料とし素材の構造を板状から等方形へと改善した。天然黒鉛負極材に比べて膨張率が25%低く、急速充電の機能は15%向上している。 今回の投資は、電気自動車(EV)の走行距離増大と充電時間の短縮といった技術の流れを考慮しつつ、米ゼネラルモーターズ(GM)とLGエナジーソリューションの合弁会社であるアルティウムセルズをはじめとした世界のバッテリーメーカーと、EVメーカーからの増え続ける受注に対応するための決定となる。 同社は天然黒鉛
「全固体バッテリー素材」合弁法人設立...258億ウォン投資=韓国ポスコ社(画像提供:wowkorea) 韓国ポスコ(POSCO)社が来年まで250億ウォン余りを投資して全固体バッテリー素材と関連した合弁会社を設立する。 イオン の最新ニュースまとめ 業界によると12日、ポスコは9日に財政委員会で固体電解質事業のための合弁法人設立に計258億ウォン(約25億円)を投資する案を決議した。 ポスコはこれを通じて合弁会社の持ち分40%を取得する。合弁会社は来年第1四半期中に設立される予定だ。ただし、合弁会社を設立する相手は明らかにしなかった。 ポスコは10日に発表した分割計画書を通じて、その決議を公開した。ポスコは10日、理事会を開いて持株会社の体制転換を議決し、バッテリー(二次電池)素材事業をグループの7大核心事業の1つに挙げた。陽・陰極材の生産能力を現在の11万5000t(トン)から2030
【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼最大手のポスコが26日、南部・全羅南道の光陽で電気自動車(EV)電池の正極材の原料となる水酸化リチウムの工場を着工した。2023年に完成させ、年産4万3000トン、EV100万台分に相当する水酸化リチウムを生産する計画だ。 ポスコは、これまで全量輸入に頼っていたリチウムを国産化し、国内の二次電池材料産業の競争力を引き上げる戦略を描く。同事業のため、鉱石から水酸化リチウムを抽出する生産会社、ポスコリチウムソリューションを別法人として先月発足させた。 ポスコリチウムソリューションがこの日着工した水酸化リチウム工場は、光陽にある産業団地内の19万6000平方メートルの用地に7600億ウォン(約740億円)を投じて建設される。主原料のリチウム鉱石はオーストラリアの企業などから供給を受ける予定だ。 正極材の原料となるリチウムは炭酸リチウムと水酸化リチウムに分けられるが、
【ソウル聯合ニュース】韓国鉄鋼大手ポスコグループのポスコケミカルは創立50周年を迎えた今年、車載用などバッテリー材料への投資を拡大するなど、長期成長の基盤作りに集中すると発表した。 同社の閔庚浚(ミン・キョンジュン)代表取締役社長は15日、浦項本社で開かれた第50回定時株主総会で「(今年は)創社50周年でもあり、ポストコロナ時代に向かって第一歩を踏み出す重要な時期を迎え、跳躍するための準備にさらに努める」と話した。 また正極材、負極材などバッテリー材料に関する事業で市場をリードする技術の開発や量産能力を増強するための投資を拡大し、未来の成長基盤を固め高付加価値の素材中心の事業構造への転換を加速すると説明した。 ポスコケミカルは株主総会で2020年通期の連結決算として売上高が1兆5662億ウォン(1504億円)、本業のもうけを示す営業利益が603億ウォンだったと報告した。 yugiri@yn
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