トップ > 社会 > 紙面から一覧 > 記事 【社会】 4車線化凍結正式発表 東海北陸道など 2009年10月10日 朝刊 国土交通省は9日、本年度補正予算の執行見直しで、東海北陸道「白鳥−飛騨清見」(岐阜県、41キロ)、関越自動車道上越線「信濃町(長野県)−上越(新潟県)」(38キロ)など高速道路6区間の全4車線化事業(計2613億円)を執行停止にすると正式に発表した。執行停止の総額は、補正予算の39・3%にあたる9170億円。 6区間は、4月の国土開発幹線自動車道建設会議(国幹会議)で事業化が決定。馬淵澄夫副大臣は「事業化の決定は翻されない」とした上で「政策の中身について必要性や地域経済への影響などを総合的に判断して今回は執行停止としたが、事業自体の中止ではない」と強調した。 この国幹会議で新規着工が決まった環状型の高速道路4区間では、東京外環道の用地・補償費の66億円だけ