◇昨夏、本欄で紹介 ◇関連する翻訳本、相次いで出版 30代は「サブカル」として認識 赤ちゃんをまめに「おまる」やトイレに座らせ、おむつに排せつする習慣をつけずに育てる--。そんな「おむつなし育児」の実践例を昨夏、くらしナビ面で紹介した。やがて、ブログやサイトでも取り上げられて言葉として定着し、この夏、関連本が複数出版された。いまや「おむつなし」は育児のトレンドになりつつある。【中村美奈子】 6月、米の翻訳本「おむつなし育児」(柏書房)が出版された。著者はライターのクリスティン・グロスローさん(40)で、3人の子に乳幼児期からおまるやトイレで排せつさせてきた。月齢別のノウハウや便利グッズ、短時間だけ実践する方法などを紹介している。 英語で「EC」(排せつコミュニケーション)と呼ばれる育児をこの本では「おむつなし育児」と訳した。訳者で、日本でのおむつなし育児の実践研究チームのメンバー、和田知代
2月の「もうろう会見」で醜態をさらし、財務・金融担当相を辞任した自民前職の中川昭一氏(56)=衆院北海道11区=は9日、地元・帯広市で開いた総決起大会で「日本のために、皆様方のために、酒を断つ」と宣言した。 中川氏は冒頭、支持者約1700人を前に「(皆さんを)一気に失望させてしまった。本当にご迷惑をおかけした」と陳謝。その後、登壇した叔父の中川義雄参院議員(71)が「断酒をすればもっと強い政治家になれる。叔父として命じたい」と促すと、中川昭一氏は再登壇し、真剣な口調で断酒を宣言。会場からは拍手がわいた。 もうろう会見について中川氏は一貫して「疲労や風邪薬の飲み過ぎ」と釈明し、飲酒が原因ではないことを強調してきた。しかし、もともと酒好きとして知られ、支持者の間では飲酒のマイナスイメージを払しょくできずにいた。次期総選挙で苦戦を予想されていることが、断酒宣言の背景にあるとみられる。 大会後、中
【ヒューストン小坂大】米大リーグが初めて実施した03年のドーピング検査で陽性反応を示したリストに名前が掲載されていたと報じられたレッドソックスのデービッド・オルティス内野手が8日、ヤンキース戦前に会見し、筋肉増強剤の使用を否定したうえで「当時、不注意にも市販のサプリメントやビタミン剤を服用していた。騒ぎになり、おわびしたい」と謝罪した。 大リーグ選手会も「リストに掲載されたことが、すなわち筋肉増強剤の使用を示したものではない」とオルティスの立場を支持。理由として、現在は禁止薬物に指定される成分も、当時は市販のサプリメントに含まれていたことなどを挙げた。 03年検査リストは裁判所が封印しているため詳細を知ることはできず、公表を求める考えがないことも明らかにした。 一方、大リーグ機構も声明を発表し、03年検査リストに記載された選手名がメディアに報じられていることを「(封印した)裁判所の考えに違
選挙に関心はあるが、積極的に政権公約(マニフェスト)を読むまでの熱意は薄い——。30日投開票の衆院選に向け、室蘭工大の永松俊雄教授(公共政策論)らが、20歳以上の学生230人を対象に行った調査で、学生たちのこんな意識が浮かびあがった。 選挙に関心がある学生は76・9%に上る一方で、マニフェストを読むつもりがないとした回答は55・8%。各党のマニフェストをめぐる攻防が過熱しているが、若年層への浸透度はまだ十分とはいえないようだ。 調査は7月28、29日の両日、同大の永松教授と、行財政を研究する学生サークル「PAネットワーク」が共同で、同大の学生らを対象に行った。未成年も含め341人が回答。選挙権を持つ20歳以上の230人を抽出して分析した。 マニフェストを読まない理由は、「読んでも分からない」が25・8%で最多だった。マニフェストは各政党がホームページで公開しているが、「どこで入手できるか分
小泉元首相が自民党の衆院選立候補予定者の応援に走っている。逆風に苦しむ陣営が、元首相の「人気」を頼りに招くが、小泉改革のあおりを受けた有権者は冷ややかだ。「生活が苦しくなった」と厳しい声があがり、往時の人気はうかがえない。 「民間でやれることは民間に。この流れは止められない」。8日、山梨県南アルプス市の文化会館。山梨3区の小野次郎氏の応援に駆けつけた小泉氏は訴えた。 小野氏は05年衆院選で、郵政民営化に反対した元自民党前職への「刺客」として送り込まれ、比例区で復活当選した。前職は甲斐市長に転身し、小野氏は今回も党公認。「逆風を小泉氏の来県で順風に変えたい」と陣営が応援を依頼した。 「どの政治家よりも話が面白く、説得力がある」。携帯のカメラで写真を撮りながら話を聞いていた農業女性(71)は話した。 だが、約700人収容のホールは空席もあった。会場前を通りかかったパート女性(36)は、
麻生首相は9日、長崎市での長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典でのあいさつで「一命をとりとめた方も、癒やすことのできない傷跡を残すこととなられました」というくだりの「傷跡」について、「きずあと」ではなく「しょうせき」と読んだ。 社民党の福島党首は同日の長崎市での記者会見で「追悼式は格別な場所。特に長崎は『祈りの平和祈念式典』と言われている。『傷跡』を『しょうせき』と言われ、意味が分からない」と批判した。
東京地裁で3日から6日まで開かれた「全国第1号」の裁判員裁判で裁判員を務めた元会社役員の男性(61)が8日、東京都内で改めて記者会見に応じた。刑の重さを考えることの難しさや、判決を言い渡す「重み」について振り返った。 男性は補充裁判員として1日目から審理に臨み、3日目に風邪で参加できなくなった「裁判員3番」の女性と交代して「7番」となった。裁判員経験者には他の裁判員や裁判官と話し合った評議の内容を明かしてはならない守秘義務があり、男性は違反しない範囲で「感想」を語った。 市民が刑を決める責任の重さは、判決から2日がたっても「頭から離れず、すっきりしない」という。 審理の対象となったのは、隣人の女性をサバイバルナイフで刺殺して殺人罪で起訴された無職の男性被告(72)。評議の末に決まった懲役15年の判決を裁判長が言い渡す瞬間、法壇から被告をじっと見たという。「青ざめた印象の被告を目の当た
のりピー結婚して変わった!?足にはタトゥー 08年2月、「ライブR35」に出演した酒井容疑者の左足首には、謎のタトゥーがくっきりと入れられていた 逮捕状が出された女優・酒井法子容疑者(38)が最近、奇行が目立っていたことが7日、分かった。CM撮影の仕事では遅刻し、異常なテンションだったという。左足首に入れたタトゥーが映像に映り込み、修整されていたことも判明。また、所属事務所「サンミュージック」の相澤正久社長(60)が同日、東京・新宿区の事務所で会見。「一刻も早く出てきてほしい」と呼びかけるとともに、ファンに対して励ましを懇願するなど親心をのぞかせていた。 のりピーこと酒井法子容疑者は、1986年にデビュー。「マンモスうれピー(すごくうれしい)」などの「のりピー語」を駆使するなどして、多くのファンを獲得した。89年には最愛の父親を事故で亡くした悲しみを乗り越えて、清純派アイドルとして活躍した
酒井法子容疑者の逮捕で、所属芸能事務所「サンミュージック」の相沢正久社長のコメントを読み上げる社員=8日午後10時45分、東京都新宿区、中田徹撮影 酒井容疑者が所属する芸能事務所「サンミュージック」(東京都新宿区)は8日夜、富岡弘明・制作部長が「多大なご迷惑をかけて申し訳ありません」と陳謝し、相沢正久社長が出したコメントを読み上げた。 コメントでは「このたびは大変お騒がせし申し訳ございません」と謝罪したうえで、「酒井法子が自ら出頭したという報道を聞き、最悪の事態は避けられました。これからは警察の取り調べに包み隠さず正直にすべてを話してほしいと思います」と続けた。最後に「関係者のみなさま、ファンのみなさまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを改めて深くおわび申し上げます」と結んだ。 8日夜、逮捕の一報を受けて同社は「説明する」と話したが、コメントを読み上げるだけになった。 相
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