東日本大震災の発生直後に被災地を取材した何人もの記者から同じような体験談を聞いた。例えば。 東京から車でようやくたどり着いた民放の女性リポーターは避難所に行った。恐怖と混乱が続く中、テレビカメラを回すのをためらったが、被災者たちは文句も言わずに迎え入れてくれた。そして、あるおばあさんが、支給されていた数少ないおにぎりを一つ、差し出して言った。「あんたたちも何も食べていないだろうから」 迷った末、彼女はおにぎりをもらって食べた。取材中は涙を見せてはいけないと自分に言い聞かせた。でも、その日の宿泊場所となった車に戻ると夜通し、声を上げて泣き続けた。 週刊誌の男性記者は火葬場を取材した。そこにも大勢の被災者がいたが、迷惑がるどころか「ここまでよく話を聞きに来てくれた」と言ってくれた。彼も菓子パンをもらった。日ごろ厳しく、シニカルな見方を売り物にしている週刊誌で仕事している彼も涙が止まらなかった。
6月1日15時、ドコモ、au(KDDI)、沖縄セルラー電話、ソフトバンク、イー・モバイル(イー・アクセス)の5社は、7月13日からショートメッセージサービス(SMS)を事業者間で送受信可能となることを共同プレスリリースで明らかにした。 実は前日の晩、ソフトバンクモバイル取締役専務執行役員CTOの宮川潤一氏が「明日正式発表です」と、Twitter上でポロリと発言。その後、関係各所に謝るツイートもするなど、事実であることを肯定するような流れとなってきた。明けて6月1日、宮川氏のつぶやき通りに各キャリアから正式に発表されたというわけだ。 SMSの相互接続は、2009年9月よりキャリア間で準備が進んでいたが、ようやく7月13日から、相手のキャリアを気にすることなく送受信ができるようになる。 電話番号さえわかれば、相手とメールでやりとりできるというのはとても便利だと言える。海外では当たり前のことなの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く