2011年9月に開催された、マイクロソフトの開発者向け国際会議「Build」の展示会場で披露されていた、クアルコムの「Snapdragon」を使ったWOAタブレット試作機 タブレットで失敗を続けたマイクロソフト Windows 8では、今までどおりのインテル/AMD CPUに対応するx86版(32bit版)やx64版(64bit版)に加えて、ARMアーキテクチャー対応版の「Windows On ARM」(WOA)が登場する。WOAの登場により、Windowsはようやくタブレット市場に本格参入できるようになる。 PCの歴史に詳しい人ならご存じだろうが、マイクロソフトにとってタブレット端末の世界は、アップルやGoogleよりも先に何度も挑戦しては、失敗し続けてきた市場だ。マイクロソフトが失敗を繰り返す間に、アップルは「iPad」によりタブレット市場を切り開き、それに続いてAndroidが登場し