浜んまち商店街で行われたセレモニー。長崎県副知事や長崎市長、三井住友カード、ビットワレット、ドコモ九州の要職者が出席した 長崎浜んまち商店街振興組合連合会は2月1日、FeliCa決済の「iD」「Edy」、および中国で広く普及する決済方式「銀聯(ぎんれん)」の取り扱いを開始した。長崎市浜町周辺の商店街では各店舗で共用端末を導入し、iD、Edy、銀聯の3方式による決済が可能になる。決済端末の設置台数は約300台。Edy・iD・銀聯の3方式を商店街が大規模導入するのは全国初の試みとなる。 商店街のFeliCa決済導入は、過去にも愛媛県松山市の道後温泉街や名古屋大須商店街、宮城県仙台市の中心6商店街、静岡県静岡市中央商店街など多数の事例がある。しかし、これらはEdyやiDなど複数あるFeliCa決済方式のうち、特定の1つに対応したもの。一方、浜んまち商店街では、iD・Edyの両方に対応したマルチタ