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忙しいのでメモ書き風に、ちんどん屋の話。そば屋が開店して、ちんどん屋が大通りを流してそば屋の宣伝をする。ちんどん屋が得られるのは、そば屋が支払えるだけのコスト。総体でみて、江戸中の広告宣伝の総量は、ちんどん屋の努力とは関係なく、そば屋など江戸で業務をしている店子の売上に依存する。売上が増えなければ広告宣伝費が払えず、投資ができなければそば屋が開店できない。 枠をさらに広げて、コミュニケーションに支払えるコストの限界量というのも存在する。広告も通信も報道も、全部社会からするとコミュニケーション。それそのものが、付加価値を与えているわけではない。ただ、より効率よく社会を動かすためのツールだ。 その業界規模は、すべて実態社会の需要から導き出される数字に依存する。広告業界の大きさはGDPの1%といい、投資銀行はその国の市場規模の0.6%程度が天井になる。 低所得者のネット利用率低下…情報通信白書
渕一博氏が死去した。彼は、1980年代の国策プロジェクト「第5世代コンピュータ」を進める新世代コンピュータ技術開発機構(ICOT)の研究所長だった。私もICOTは何回か取材したが、発足(1982)のころは全世界の注目を浴び、始まる前から日米で本が出て、欧米でも似たような人工知能(AI)を開発する国策プロジェクトが発足した。ところが、中間発表(1984)のころは「期待はずれ」という印象が強く、最終発表(1992)のころはニュースにもならなかった。 1970年代に、通産省(当時)主導で行われた「超LSI技術研究組合」が成功を収め、日本の半導体産業は世界のトップに躍り出た。その次のテーマになったのが、コンピュータだった。当時はIBMのメインフレームの全盛期で、その次世代のコンピュータは、AIやスーパーコンピュータだと考えられていた。通産省の委員会では、国産のAI開発をめざす方針が決まり、第5世
経済産業省は、「日の丸検索エンジン」について50億円を概算要求することを決めた。これは初年度だけの予算で、総額は300億円といわれる。これについて取材した記者が、経産省の担当者に「過去に第5世代コンピュータやシグマ計画が失敗したことをどう考えているか?」と質問したところ、驚いたことに「知らない」と答えたそうだ。第5世代については、先日の記事でも紹介したので、シグマについてごく簡単にまとめておく。 シグマ計画は、1985年から5年かけて250億円の国費をつぎこみ、国内のコンピュータ・メーカーを集めて、日本語で使えるUNIXツールの標準規格をつくろうという計画だったが、これについての通産省の事後評価は存在しない。業界でも、シグマの話はタブーとされており、ウェブにも関連する情報はほとんど出ていない。当事者の話としては、提唱者のインタビューや「被害者」の書いた本でふれられている程度である(その他
先週の「シグマ計画」についての記事には多くのアクセスがあり、1日のページビューが1万を超えた。今週の『サンデー毎日』にも「国策検索エンジンは300億円をドブに捨てる!?」という記事が出ているが、当事者以外から肯定的な評価はまったくない。「日の丸検索エンジン」が成功する可能性は、客観的にみてゼロに近いと思われるが、むしろ興味あるのは、そういう失敗がなぜ繰り返されるのかという問題である。当ブログは経産省でも読まれているようなので、少し専門的で長くなるが、これを経済学的に考えてみる。 こうした「産業政策」についての実証研究としては、三輪芳朗他『産業政策論の誤解』、マイケル・ポーター他『日本の競争戦略』などが知られている。いずれも「産業政策は最初から失敗の連続であり、日本で成功した産業は政府が放置した部門だった」という結論を出しているが、これはいささか疑問である。終戦直後の日本の製造業のように、
海外での見聞を根拠に、「日本はもう駄目ボ論」というのがちまたにはびこっているでしょう。だから話半分に聞いてください。 いつも海外に出る度に、自分はまだ世界のことを何一つ解っていないな、せめて四半期に一度は海外に出るべきだな、と思います。この年齢になっても。そこでは、観るもの聞くもの全てが、いつでも、未だに新鮮です。何度同じ場所に行こうが。 パリやFarnboroughに行くたびに、日本はもう駄目だなと思います。たとえば今回、とうとう韓国のブースは、その面積で日本を上回ったかもしれない。シミュレーターを置いたりして、いかに観客を楽しませるか、ということにも工夫している。中国もです。日中韓の違いは何かと言えば、日本にはJAXAがいる。そのブースが辛うじて日本の技術の優位性を示している。昔中国が国産ロケットを並べていた時期もありましたが、宇宙開発関連のブースを出せるのは、米欧露を除いては、事実上
ちょっと思ったのは、タイトルの通り。 ラーメン屋での接客に怒るなよ。いい接客期待するならそれなりの店行けよ。 飛行機が欠航したってカウンターで文句言うなよ、みっともない。商談が潰れたから保証しろだって?そんなん保証する前提だったら飛行機のチケットがバカ高くなるわ。 電車だって初乗り120円くらいのもんなんだから、時々止まったり、遅れたり、時には盛大に事故おこしても当然だろ? 電車内で携帯使ってるやつや騒がしい子供に切れるなら、お抱えの運転手つけてリムジン乗れば静かだよ。 で、だ。 金も払ってない、払っててもちょっとのサービスなんか止まったって当然だろ? すげー金かけた、みずほ銀のシステムだって、年金システムだっておかしくなるんだから。 文句あるなら自分でサーバー立てて技術者やとえばいいじゃねぇか。 多くのね、ユーザーは、実は優しいのよ。 サーバー止まっても「いつも利用させてもらってありがと
怖い話を聞いた。某大メーカーの幹部が雑誌をパラパラとめくっていたら、大口取引先であるメーカーの広告が載っていた。さっそくその幹部はそのメーカーを訪ね、「いやあ結構なことですな、このご時勢に広告をお出しになる余裕があって」と皮肉ったらしい。そう言われた中堅メーカーでは即日、広告出稿を停止したという。 業績不振で広告宣伝費を大幅に削減している大手メーカーの心証を悪くしたくないという配慮であろう。「余裕があるとみられたら、必ずや厳しく値下げを求められる」という現実的な理由もある。とにもかくにも、大切な顧客に「余裕がある」と見られてはならないのである。 かく言う私だって、上の人から「みんな忙しそうなのに、君は余裕だねぇ」などと言われたら、その瞬間からものすごく忙しそうなフリをして「いやぁ、ヘラヘラしているように見えるかもしれませんが実はすごく大変なんでして」とか、思いつく限りの悲壮ネタを披露するこ
2006年2月、梅田望夫さんが著した「ウェブ進化論」(ちくま新書)は、インターネットの可能性やGoogleの力をポジティブに語り、国内の「Web 2.0」ブームに火を付けた。 その後も「フューチャリスト宣言」(新潮新書)、「ウェブ時代をゆく」(ちくま新書)などWeb関連の本を立て続けに出版。テレビやネット媒体、新聞などの取材にも精力的に答えていた。 だがここ最近は、Webについて語ることは少なく、昨年11月にはTwitterに書き込んだコメントが炎上するという“事件”も起きた。 一方、今年5月には、最新刊「シリコンバレーから将棋を観る」(中央公論新社)を出版。その名の通り、将棋観戦の魅力を語った本で、帯にはこうある。 「わたしが本当に書きたかったのはこの本でした」 同書で彼は、“指さない将棋ファン”として将棋を語り、羽生善治さんなど第一線の棋士の努力と天才性を「シリコンバレーの技術者と通じ
週刊誌記者の取材を受けた 大手週刊誌の電話取材を受けて、心が汚れたような気持ちになった。 元ライブドア社長の堀江貴文さんについての取材だった。私は5年ぶりぐらいに堀江さんに2時間ばかりのインタビューをして、その長大な一問一答が今月発売中の雑誌「サイゾー」に掲載されている。その記事を読んだ週刊誌の記者が私に電話をかけてきたのだった。 記者「サイゾーに書いてた以外で、もっとプライベートな話は聞いてないんですか。たとえばどんな遊びをしてるかとか、どんな食事をしているかとか。サイゾーのインタビューのトップページは堀江さんが大口を開けてハンバーガーを食べてる写真でしたね。やっぱりファストフードが好きなんですかね」 私「いや、ハンバーガーの写真はフォトグラファーの仕込みで、別に堀江さんがハンバーガーを好きということではないと思いますよ。あとプライベートなことは今回の取材の趣旨ではないので、とくだん聞い
アニメーターになりたい、なれたらいいな、興味はあるんだけどー あなたは、どうですか? そんなふうに思ってますか? そんな事を考えている人に、今回はちょっと書いてみます。 アニメーターになる為に、まず必要な事、理解していなければいけない事ですが、 当然、みんな分かっているように、まずは 画力です アニメスタジオで今までに、アニメーター志望者の絵を見る機会がよくありました。 正直、プロになる為の準備を、ちゃんとして来たのかな? という絵が、多くあります。 それと、もうひとつ、こちらを理解していない人が多いのですが、 プロになるという事がどういう事なのか考えていない、 つまり プロは学生ではありません。 人に教えてもらう所ではないのです。 基本的には、自分で考え、自分で調べ、自分で答えを出す そういう所です。 字で書くと、かなりキツイ感じに思えますが、 これは、ほんのちょっとの心構えの違いなので
2009年04月07日23:30 カテゴリArt 「コピーの天才」が天才になれない理由 半分、正解。 天才になれる秘密 - teruyastarはかく語りき すなわち、0点。 天才も秀才も、コピーが上手でコピーしまくるが、一つだけ違いがある。 秀才は、それによって生じた「内なる違和感」を無視して、コピーし続けることが出来る。 天才には、それが出来ない。 天才は、その「内なる違和感」を得るがためにコピーして、そして内なる違和感と全面対決の末に今までなかったものを生み出す -- 生き残ることが、出来た場合は。 Thomas Edison - Wikiquote Genius is one percent inspiration, ninety-nine percent perspiration. トーマス・エジソン - Wikiquote天才は1%のひらめきと99%の努力からなる。 洋の東西を
怖い話を聞いた。某大メーカーの幹部が雑誌をパラパラとめくっていたら、大口取引先であるメーカーの広告が載っていた。さっそくその幹部はそのメーカーを訪ね、「いやあ結構なことですな、このご時勢に広告をお出しになる余裕があって」と皮肉ったらしい。そう言われた中堅メーカーでは即日、広告出稿を停止したという。 業績不振で広告宣伝費を大幅に削減している大手メーカーの心証を悪くしたくないという配慮であろう。「余裕があるとみられたら、必ずや厳しく値下げを求められる」という現実的な理由もある。とにもかくにも、大切な顧客に「余裕がある」と見られてはならないのである。 かく言う私だって、上の人から「みんな忙しそうなのに、君は余裕だねぇ」などと言われたら、その瞬間からものすごく忙しそうなフリをして「いやぁ、ヘラヘラしているように見えるかもしれませんが実はすごく大変なんでして」とか、思いつく限りの悲壮ネタを披露するこ
2009年03月22日17:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 命を吹き込む - 書評 - メイキング・オブ・ピクサー 早川書房小都様より献本御礼。 メイキング・オブ・ピクサー David A. Price / 櫻井祐子訳 [原著:The Pixar Touch: The Making of a Company] 必読、必読、必読。 ピクサーという会社の生み出すものに、なぜ魂があるのかが、これでわかる。 ピクサーという会社に、なぜ魂があるのかが、これでわかる。 そして魂を見失いつつあるあなたは、その過程で失いかけた魂を再び見つけるだろう。 本書「メイキング・オブ・ピクサー」は、タイトルどおり Pixar の物語。スティーブ・ジョブスとアップルに関しては、すでにあまりに多くの物語が書かれ、今後も書かれると思われるが、アップルに勝るとも劣らない、ジョブスのもう一人の「子」であるピ
2009年03月18日18:00 カテゴリ書評/画評/品評iTech 書評に代えて - クラウドとブラウザーの関係 各出版社より献本御礼。 クラウドの衝撃 野村総合研究所 城田真琴 クラウド グーグルの次世代戦略で読み解く 2015年のIT産業地図 小池 良次 クラウドコンピューティングの幻想 エリック・松永 ちょうどいいタイミングで、 「最速ブラウザ」争いは無意味だ - ITmedia アンカーデスク という記事もあがっている。ので、ここではこの三冊を紹介しつつ、クラウドコンピューティングについて私がどう思っているのかを述べておくことにする。 まず、クラウドコンピューティングとは何かから。 クラウドコンピューティング - Wikipedia クラウドコンピューティング(cloud computing)とはインターネットを基本にした新しいコンピュータの利用形態である。ユーザーはコンピュータ
はてなグループの終了日を2020年1月31日(金)に決定しました 以下のエントリの通り、今年末を目処にはてなグループを終了予定である旨をお知らせしておりました。 2019年末を目処に、はてなグループの提供を終了する予定です - はてなグループ日記 このたび、正式に終了日を決定いたしましたので、以下の通りご確認ください。 終了日: 2020年1月31日(金) エクスポート希望申請期限:2020年1月31日(金) 終了日以降は、はてなグループの閲覧および投稿は行えません。日記のエクスポートが必要な方は以下の記事にしたがって手続きをしてください。 はてなグループに投稿された日記データのエクスポートについて - はてなグループ日記 ご利用のみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 2020-06-25 追記 はてなグループ日記のエクスポートデータは2020年2月28
井深 大(いぶか まさる、1908年(明治41年)4月11日 - 1997年(平成9年)12月19日)は、日本の弁理士、電子技術者、実業家、教育者。位階は正三位。 栃木県上都賀郡日光町(現在の日光市)出身。盛田昭夫とともにソニーの創業者の一人。 財界研究社『財界』新年特大号(1964)より 祖先は会津藩の家老であり、親戚には飯盛山で自刃した白虎隊の井深茂太郎や明治学院総理を歴任した井深梶之助、ハンセン病に一生を捧げカトリック看護師協会の会長を歴任した井深八重がいる[注釈 1]。日露間で樺太・千島交換条約が締結された後、祖父基が公務員として千島列島を巡回し、明治11年に占守島を訪れているが、その際に現地で撮影された集合写真に収まっていた吏員の一人が祖父基であることを後に井深大自身が確認している[1]。2歳の時、青銅技師で水力発電所建設技師であった父、甫の死去に伴い、愛知県安城市に住む祖父のも
ソニー株式会社(英: Sony Corporation)は、東京都港区港南のソニーシティに本社を置く、ソニーグループ傘下の総合電機メーカーであり、テレビ・デジタルカメラ・スマホ開発事業、ネットワークサービス事業、映像制作ソリューション事業、ライフサイエンス事業を展開するエンタテインメント・テクノロジー&サービス(ET&S)事業を担うソニーグループの企業である[3]。 2021年4月1日のグループ再編以前の法人(旧:東京通信工業株式会社、現:ソニーグループ株式会社)と、以降の法人は別の法人格であるが、商号・営業上は連続しているため、以下では特記しない限り、「ソニー」を名乗った法人について連続して扱う。 1946年に井深大、盛田昭夫、太刀川正三郎らが、日本の東京都中央区日本橋にあった百貨店・白木屋の3階の一室を借りる形で事務所兼工場を設けて創業した。創業当初は中央区・日本橋に拠点を置いていたが
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